楽しさの性差?
物を作る楽しさは、出来た完成品より、作っているときの全能感にあると思う。
いいんですよ、できた物の使い勝手が悪くっても。
出来た物の使い勝手が悪くても迷惑をかけず、
作る課程を何度も楽しめるから、レゴは大人にも大人気なんだと思う。
レゴ 基本セット 青いバケツ (ブロックはずし付き) 7615
- 出版社/メーカー: レゴ
- メディア: おもちゃ&ホビー
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以下どうでも良い独り言。
小学生の頃は、ミニ四駆とゾイドがど真ん中の世代。
ミニ四駆の「改造」というと当時は「軽量化」。
(初期はパーツもまだまだ少なかったし、いじる余地が大きかった)バランスも強度も考えずに穴を開けてフレームが歪んでむしろ遅くなったり。1/32 ミニ四駆PRO No.14 アバンテMk.II 18614
- 出版社/メーカー: タミヤ
- 発売日: 2006/06/21
- メディア: おもちゃ&ホビー
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アバンテとかエンペラーが人気だったけど、自分はファイヤードラゴンでした。
ゾイドは説明書無しで何度もバラして組み立てて、キャップがどんどん無くなっていったのも良い思い出。ちなみに共和国派でした。ZOIDS ANIME 10th EDITION 01 シールドライガー 〔バン仕様〕
- 出版社/メーカー: タカラトミー
- 発売日: 2008/12/18
- メディア: おもちゃ&ホビー
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共和国好きって銀英伝でもヤン・ウェンリー好き、でもないのかな。オレだけ?
ニッセンtwitterアカウントのスミスさんは帝国派らしいけど。
オモチャは子供を盾にした、親の趣味
そんな我が家の子育てでは、子供がプリキュアグッズをほしがっても誕生日以外では買わないくせに、
LaQやアクアビーズ、Wammyなんかの組み立てオモチャは買う。
(レゴは何故か無い。LaQが楽しいのでそっちで良いかなと。)
まぁ、親の趣味なんですよ、結局。
この手の組み立てユニットは大体どこも最小ユニットは500円〜1000円以下で始められて、
大きめの物が5000円強、フラッグシップが1万円弱になっている。
要は子供がお小遣いで買えるのが1000円まで、
お誕生日などのイベントでは1万円までという感覚なんだろう。
でもまぁ、実際の話、どっか出かけたり、新作ゲーム一本買ったら軽く5000円ぐらい行くわけで、
自分が楽しめそうで、子供が楽しめるかもしれない、というものなら買っても良いだろうと。
組み立て式なら何回も遊べるしね。
(という言い訳で自分が遊ぶオモチャを子育て費用扱いにしているのはまた別の話)
LaQは楽しい
LaQは買う前後は自分の中で結構盛り上がったので、いくつかまとめて書いている。
・リンク → LaQが面白い
・リンク → LaQイベントに行ってきた
・リンク → LaQのイベントに行ってきた(続き)
・リンク → 我が家に「LaQ」がやってきた!
・・・結構書いてるな。
LaQは奈良のヨシリツ社が販売している組み立て式のブロック玩具で、
特徴は「板(三角・四角)」と「ジョイント」で構成されていること。
公式サイトはこちら。
・リンク → LaQ(ラキュー)【7つの基本パーツで世界が広がる、まったく新しい知育玩具】
曲がったジョイントがあるので、簡単に立体を作れるのが特徴。
無料のお試し会にて。小学生すげぇ
始めて触っても簡単に「球」を作れるのはレゴにはない魅力だと思う。
あと、詳細は以前の記事を参照して貰いたいが、
作ったあとの「破壊」のカタルシスが半端ない。
力を入れてもまず割れないパーツの作りが良い
- 出版社/メーカー: ヨシリツ
- 発売日: 2010/06/21
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アクアビーズも結構面白い
アクアビーズはエポック社の商品で、水で接着するビーズを並べてアクセサリーを作る。
- 出版社/メーカー: エポック社
- 発売日: 2010/07/17
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水をかけると、
そのまま固まってアクセサリーを作れる
マーケティング的に考えると、レゴのような組み立てオモチャにして、
ビーズを消耗品として使うのでなかなか頭の良い作りだと言える。
元々子供番組のCMを見て子供がほしがったので買ってやったんだが、
この道具がえらく使いにくい。
そこは改良をお願いしますよ、エポックさん。
Wammyは理解を超える
Wammyはコクヨが発売している組み立て玩具。
パーツ形状はなんと一種類だけなんだが、コイツが恐ろしく自由に曲がる。
これを自由に組み合わせて・・・
え〜と、何やってるかは小物の方が分かりやすいかな。
花。(青い部分)
何だろうな。これは自由度が高すぎてむしろ難しい。
ただ、曲がる素材ということで、柔らかい曲線素材が得意。
服とか、帽子とか。(パーツが大きいので身につける大きさも作りやすい)
そういう意味では女の子向けなのかな。
服、というにはフレームだけで透けすぎてしまうのはちょっと不満。
ただ想像を超えて曲がるので、出来た物のインパクトは高い。
これは店頭展示で置いてあった「靴」。
面白いし、パーツがある程度大きいので散らかりにくいところも良い。
作る難易度は結構高めで、分解は一つ一つやらないといけないのはちょっと面倒。
LaQの「破壊の楽しさ」に比べると、パズルのような「作る難しさ」が主眼という感じ。
ワミー ベーシックセット300 13色 (カラフルセットリニューアル)
- 出版社/メーカー: コクヨ
- 発売日: 2010/07/25
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組み立て玩具を買って気がついたこと。
そんなわけで色々買ってます。
世のお父さん方、自分の趣味と子供のオモチャの接点として、参考にしていただけば。
で、色々子供にもやらせて面白いと思ったのは、子供が興味をもつ所。
例えばアクアビーズ。
自分が子供の時なら、ビーズを置いて作るところが楽しかったんじゃないかと思うんだが、
うちの娘はどうも出来たビーズのアクセサリーが嬉しいらしい。
つまり、アクアビーズというオモチャはどうでも良くて、
「可愛いアクセサリーを量産できる道具」としてアクアビーズを見ている節がある。
もちろん、作れといわれれば自分で作るんだが、親に作って貰っても全然構わないみたい。
「作る」ことよりも、そのオモチャ・アクセサリーを「使って」遊ぶ、ごっこ遊びの方が好き。
もしかしたらこれが男女の性差なのかな?とちょっと思った。
とはいえ男の子もごっこ遊びはするし、
女性だって「オカンアート」なる世界もあるわけで、あれは多分製作過程を楽しんでるか。
まさか紙のフクロウを作って見せる方が主体なのか?確かにやたら飾りたがるけど・・・
ところでオカンアートって現代美術と妙に通じるところがあるよね。
いや、それはどうでも良いんだけど・・・
世のお父さん、お母さん。
どうでしょうか?
専門的にはどこまでが個性で、どこまでが性差なのか、興味があるところ。
実際乗り物に興味を示すのって、周囲を見ても見事に男の子なんだよね。
アレは本当、教育とか社会通念じゃなく、性差だと思う。
だからどうというわけではありませんが、子育てをしていて気がついたことでした。