ペンとサイコロ -pen and dice- BLOG

ボードゲーム制作を行う「ペンとサイコロ」のブログです。公式サイトはこちら→http://penanddice.webcrow.jp/

「もうちょっとSTAY HOMEキャンペーン」はじめました

緊急事態宣言の範囲も縮小し、地域によっては徐々に通学の再開なども始まりました。
とはいえ、「集中治療室から出たところ」と例えられるよう、状態は引き続き厳しいと思います。
一斉休校直後には特別キャンペーンなどもありましたが、5月までの限定キャンペーンも多く、特別対応もそろそろ打ち切りという所も多く見受けられます。
そこで、「もうちょっとSTAY HOMEキャンペーン」として、「ペンとサイコロ」では自作ゲームのうち3つを過去最大の値引き販売します。

https://pen-and-dice.booth.pm/
送料はかかりますが、BOOTHの仕様上一定額となるので、たくさん注文いただくほどお得な仕組みです。

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初めてのイベントは「まいにち共通広場Live!」

「大阪ボドゲ.web」あらため「VAGE-Virtual Analog Game EXPO-」として、早速イベントを実施します。

 

"VAGE"って何?という方はこちら。

roy.hatenablog.com

 

"VAGE"の登録はこちらから。

discord.gg

 

 

「まいにち共通広場Live!」

"VAGE"上で一番目立つ「共通広場」を使い、平日毎日22:00~ライブ配信を行います。

本日からスタートしますが、第一週目の予定は既に決定しています。

 

【サークル/ Schedule】 

  • 3月16日(月) - つきのふね :「レコードマイスター」
  • 3月17日(火) - Brave Lily :「見習い賢者と小さな魔女」
  • 3月18日(水) - nononon factory :「ミックスジュースパーティー
  • 3月19日(木) - Made in Pocket :「コドクのロンド」

「共通広場」で時間を決めて試遊を行うことで、試遊に参加しやすく、また見に来る方も「なんとなく見学に来る」という事ができるようにしました。

今登録頂いている方は全員「試遊」ですが、試遊以外でもOKです。

新しいアイデアがあれば気軽に発信ください。

 

初日は「つきのふね」さんの「レコードマイスター」。

「Udonarium」というサービスを利用し、3D空間で各自の視点でプレイできるという、なかなかスグレモノなサービス。

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これだけだと分かりにくいですが、このサービスの特徴の一つは「各自の視点」を持っているということ。なので例えば各自が「手札」を持つこともできます。

つまり「他の人に見えないカードを持てる」ということ。

しかも特別なアカウント作成なども不要なので、参加者にとっても気軽です。

(同様のサービスに「Tabletop simulator」がありますが、有料のため来場者が気軽に使うことができない、という制限があります)

 

"VAGE"は場を提供しているだけなので、各サークルがどんなサービスを使うかは自由です。どんなゲームかだけでなく、どんなサービスのどんな機能を使うかも楽しみにしてもらえればと思います。

ちなみに初日は制作者・bot(音楽再生用)の他は試遊参加者4名、見学者5名だったようです。(Discordは見学している人がこうしてアイコンで表示されます)

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毎日同じ時間に試遊していますので、ぜひ「ふらっと」見に来てください。

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「大阪ボドゲ.web」終了しました!(ありがとうございました)

ゲームマーケット2020大阪」が中止になったことに伴い、通販や代替イベントが複数行われています。
私もその対応の一環として、WEB上の即売会「大阪ボドゲ.web」の開催を呼びかけ、実施しました。

discord.gg

 

経緯

2月26日

ゲムマ大阪中止を受け、WEBで代わりのイベントを行うことを検討。
この段階ではMMORPGにみんなで乗り込んで、バーチャルにチャットで
売り込みをすることを考えていました。
(大昔のUOのイメージから進化していないインターネッツ老人脳)

 

2月27日

「Discordがいいんじゃない?」という声を頂いたので、
とりあえずサーバーを立ち上げてできることを確認開始。
参加者からの提案で名前が「大阪ボドゲ.web」に決定。

 

2月28日

紹介記事の作成。
この時点で登録者数 60人/ 出展 7サークル

 

3月8日

イベント実施。
終了時点での最終的な登録者数 465人/ 出展 32サークルでした。
実際に来場いただいた数は不明ですが、接続数が50人程度→140人程度まで増加。
増減がありながら終了の15:00まで接続人数をキープしていたので、出入りがあったと考えて200~300人は来場いただけたようです。


感想・フィードバック

無料・突貫で立ち上げたイベントですが、たくさんの方にご声援とご協力をいただき、実施しました。
告知関係のページを開催中に丸ごと削除される(おそらく誤操作?)などトラブルもありましたが、実験的なイベントしてご了承頂ければ幸いです。

 

出展者・来場者からも賛否様々な意見を頂いていますので、いくつかピックアップしてまとめます。
(Discord上の「感想・要望」の他、Twitterボイスチャット等でも感想を頂いているので、こちらで編集して纏めています)

 

良い点

出展側

  • ゲムマだとなかなか他のブースに行けないが、ふらふらと色んな所に行って話を聞けた
  • 途中から通話に入った方が見学できるという意味でもライブ配信機能は非常に助かった
  • 地方に住んでいてイベントに出られなかったが、初めて出展側で参加できてうれしかった。(売り子として参加されていた方の感想)

来場者

  • ライブ配信での試遊や動画でのインストのおかげで、前情報なくても自分に合ったボドゲを購入することができた
  • ライブ中だと何の宣伝をしているのかな、と覗きに行きたい心理が働いた
  • 地方から買いに来るのは大変なので、WEBだとありがたい。交通費に比べればタダみたいなものなので、たくさん買ってしまった。

悪い点

出展側

  • 紹介動画なりそれに類する素材の準備は必須
  • 見知らぬ人とのボイスチャットがなんか怖くてできなかった

来場者

  • 新しいサービスに登録したくない(来場されなかった方のご意見)
  • Discordのレイアウトが分かりにくい
  • 人の少ないブースに入りにくい。
  • 実際に入ると、出展者と1:1になるので、気まずい
  • ここに飛んで〇〇と打ち込んで、〇〇してください、そうすれば見られます、と言うところは、面倒くさいと思ってしまい、結局ライブを見ませんでした。

要望

  • 今回こんな感じでやっていたよーというのが後から見られると、次回の人の参考になる。


所感・まとめ

今回は文字でのチャットと、音声でのボイスチャット、さらにカメラを繋いでのライブという、おおまかに3つの接続方法を用意していました。
実際には、VTuberの方もいらっしゃっており、PR方法は大まかに以下の5つ。
各ブースでそれらを組み合わせて使われていました。

  1. テキストチャット(文字のみ)
  2. ボイスチャット(音声)
  3. ライブ配信(カメラを接続)
  4. WEBでのシミュレーター配信
  5. VTuberによるライブ配信

※3:ライブ配信の例(弊ブース)

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※5:VTuber配信の例(公星くろはさん。イベント中の写真が無かったので別の配信画像

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Discordの仕様上、2~5の配信を見るにはそのブースに接続する必要があり、「何人が見ているか」が見えます。
この「盛り上がり」を見て他の人も覗きに行き、加速度的に人が増えるという好循環がありました。
特に3~5の配信では「ライブ」という表示が付くため、「動画配信している」と分かります。(下記参照)

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映像があれば、後からふらりと見に行っても状況がつかめるので、これも人を呼び込むきっかけになります。

 

今回の反省として、「どこに行けばいいか分からない」という声が多数あり、これは改善する必要があると思います。
逆に、一度人が集まれば、何十人・何百人でも「最前列」で説明を受けられます。
対面ではブースの前に集まれるのはせいぜい5~10人という所なので、これはWEBならではのメリットです。


結論と今後

今回のイベントを通して感じたことは、このイベントはうまくやればまだ成長できる、ということです。
また、このWEB販売イベントは対面販売の置き換えでも、劣化版でもなく、「新しい販売方法」だということです。

WEBだと実際に触って貰えないことはデメリットですが、売り方によっていろいろなメリットもあると分かりました。いくつか例を挙げます。

 

1.説明をじっくり読んでもらえる

各出展ブースには、「おしながき」として、ゲームの説明を行う専用の場所を設けました。

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「音声は苦手でつながなかったけど、おしながきを読みました」という感想もいただきました。
当たり前に感じますが、ゲムマ会場だとゲームの説明を載せてもなかなかちゃんと読んでもらうのは大変です。
ノボリを作っても、看板を立てても、チラシを配っても、さっと見て流れる方は多いですし、(私も歩いて回る時はそうです)
でも、WEB上だと結構文字情報をしっかり読むんですよね。
これはメディアとしての特性の違いで、単純にそうした「カタログ」としても有効だと感じました。

2.シミュレーターだと、試遊のセットアップが一瞬でできる

WEBのシミュレーターを使って試遊されているブースが複数ありました。

※Made In Pocket様:コドクのロンド

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コンポーネントの多いゲームでは試遊時にセットアップに時間が掛かりますが、ソフトだと一瞬です。
私もシミュレーターにあまり良い印象を今まで持っていなかったのですが、実際に2つのブースで遊ばせていただいたところ、予想以上に違和感なく遊べたのが新鮮でした。
「早い者勝ち」って、シミュレーターでもできるもんなんですね。

 

3.色々なものを陳列できる

例えば私のブースでは、旧作品の「コロポックル 見~つけた!」の説明を行い、欲しいと言って頂けました。

penanddice.webcrow.jp

昔の作品で、在庫限りのため、即売会にはもっていかない作品です。
これを(WEB越しですが)対面で説明することは長らくなかったので、対面で売れるのも久しぶりですし、それを眺めていた海外の方から「これは英語対応してるのか?海外でも買えるのか?」という問い合わせもいただきました。

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まさか本当に海外の方がいらっしゃっていて、購入検討になるかというのも驚きでした。
「新作が何十個売れた!」という報告に比べれば地味なお話ですが、WEBならではというのは間違いありません。

もちろん上にあげた「一度にたくさんの人に見てもらえる」という配信のメリットも大きいです。

 

逆に、ゲムマでは試遊が大好評だった「BLOCK. BLOCK」は、声もかかりませんでした。
立体形状はWEB越しでは試遊が難しい(音声ではどう動かすか指定できない)、持った「重さ」も含めてのコンポーネントの魅力が伝わらないなど、WEB向きではなかったようです。
そうした、「WEB販売に向くゲーム」「対面販売に向くゲーム」はゲーム自体の良し悪しではなく、特性としてあるのは間違いありません。
そうした意味でも、WEB販売はゲームマーケットのようなリアルイベントの「置き換え」ではなく、じっくり説明する必要があるなど、ゲムマでの販売に向かないゲームのPRを「補完」するイベントになるのかと思います。

 

そうして良い点・悪い点を踏まえ、さらに発展させるため、また多数の「継続して欲しい」という声に応えるため、「大阪ボドゲ.web」は、名前を「VAGE -Virtual Analog Game EXPO-」として、継続していきます。
まずはゲームマーケット春にあわせて、前日祭的なイベントを行い、その後も定期的にイベントを打っていければと考えています。

 

今回間違えてデータが削除された経緯を踏まえ、「運営」「出展者」「来場者」という3つの役割を設定しています。
日程などは後程告知しますので、ご興味をお持ちいただけましたら、まずは「VAGE -Virtual Analog Game EXPO-」に登録しておいてください。
「出展申請」は引き続き受け付けますし、イベントや改善のアイデアもどんどん発信ください。
(すでにイベントのアイデアは頂いています)

 

最後に

はじめてのイベントにして出展ブース32、来場者おそらく200~300人?
「売り上げとしては厳しい」という意見が現段階では多く、出展者サイドとして胸を張って「成功」とは言いずらいのは正直な結果です。
今までのゲームマーケットの出展ノウハウが使えない部分はベテラン勢程「やりにくい」と感じるでしょうが、逆に配信等で慣れている方は出展・来場者とも楽しまれていて、「場」が違えばプレイヤーも変わることを実感しました。

まだまだヨチヨチ歩きのイベントなので、どうぞご支援・ご協力のほど、お願いします。

 

 

あと、長々と書きましたがイベント自体は無料の予定です。

準備の手間やら調整やらは私の持ち出しという状態なので、応援してくれる方はなんか買ってやってください。(投げ銭用のイラストデータもあります)

pen-and-dice.booth.pm