ペダルの無い自転車
ペダルの無い、子供用自転車が人気らしいよ、ということで調べてみた。
Adams runner / Richard Masoner / Cyclelicious
日本での火付け役は「ストライダー」
大本はどこか分からないが、日本での話題になったきっかけは「ストライダー」という機種
・リンク → 公式サイト
【米並行輸入】Strider(TM) ストライダー PREBike ランニングバイク ST-2 ピンク
- 出版社/メーカー: STRIDER
- メディア: おもちゃ&ホビー
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最初に見たのはスポーツ用品店だが、
「2歳から乗れる」
「バランス感覚が良くなる」
「自転車に、スムーズに乗れるようになる」
というのがうたい文句。
前に進まなければ倒れる感覚は自転車と同じなので、自転車に乗れるバランス感覚が身につくとのこと。
逆に三輪車や補助輪付きの自転車は、バランス感覚が養われないのでダメ!と
競合を「三輪車」「補助輪付き自転車」と明確にしている。
Quimi and his Dream / qgil
最初は良かったんだけどね・・・
「ストライダー」というブランドで売る戦略は良くて、
9800円!
という価格が店舗でもネットでもほぼ守られていた。
(現在も値下げ戦略は採っていない)
ところが問題は流通網。
直輸入品ということで「在庫がありません」と言っているうちに、
ブームを見つけて日本の会社も次々同じようなものを安く作ってきた。
こうなると、ブランド戦略で価格を維持しようとした戦略はどうなるのか。
「ストライダー」ブランドはスポーツショップなどの店頭ではまだ生きるだろうが、
そこまで一般に浸透していると思えない。
会社として、この先の商品展開やブランド戦略は難しいところだと思う。
買ってみた
ということで、追従ブランドである自転車ショップ「あさひ」の「Kicker」を買ってきた。
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4980円。安っ!
あ、よく考えたらそうか。
普通の子供用自転車は、大人用の自転車を小さくした上、
補助輪や補助用の取っ手など、新しい部品も付く。
普通の自転車から、さらにペダルもブレーキも無い、このタイプの自転車は
原価から考えればむしろ安く作れるのか。
本当に三歳児から乗ってる
まだまだ不安定で、写真を取る余裕がない(とても目が離せない)ので写真が無いが、
一応三歳児でも乗れていたし、なんか楽しそう。
本当のレポートは二年後、子供が自転車に本当にスムーズに乗れるか、だな。
ただ、この坂の多いところで自転車を買ってどうするんだって話もあるけど。
そしてあと二年、三年もすればこいつは用済みか。
子供が生まれたばかりのおうちがあれば、乗れる頃にはお譲りしますよ。