娘を学童保育に行かせていますが、学童保育の入所者数は年々増え続けているそうです。
少子高齢化の中にあって、年間4万人ペースで増え続けているとか。
うちの小学校もご多分に漏れず、「第二学童」を増設。
すでにその収容人数も限界に近づいており、遠からず「第三学童」を設置する可能性があるそう。もう場所もないんですがどうするんでしょうか。(人ごとじゃありません)
寄付のその後
前にも書いたとおり、拙作「コロポックル 見~つけた!」は娘の通う「第一学童」に寄付させて頂いています。
しかしこの前確認したところ、箱も中身もボロボロに。
箱はボロボロになり、何度も補強されていました。
中身はこんな感じ。
ゲームに使用する袋は6個→3個になり、ルールブックも行方不明。
乱雑に放り込まれたチップの数々
チップも角が削れている状態。「手渡し」のゲームでここまでボロボロになるのか?
プラスチックのチップの角が削れています
「もうゲームとしては使われてなくて、おままごとの部品になっているのかな・・・」
そう思いましたが、何にせよ使われているのはありがたいことなので、新品の寄付をご提案、それにあわせて「第二学童」への寄付も申し出ました。
実は遊ばれていた
先日、学童で「餅つき大会」があったので、その際にお話をさせて頂きました。
餅つき大会の様子
第二学童さんへも寄付をさせて頂きたいのですが。
「ありがとうございます!みんな喜びます!」
そう言って頂いて光栄です。ではルールの説明を・・・
「いえ、ルールはみんな散々遊んで知っているので結構です」
え?でも第二学童にはこのゲームはありませんよね?
「土曜は人数が少ないから、第一・第二で合同保育なんです。だからその時にいつも遊んで知っています」
ああ、なるほど。じゃあ、ちゃんと遊ばれてるんですね。
「もちろん。第二学童では土曜保育の子だけが(「コロポックル 見~つけた!」を)遊んでいるので、他の子が話を聞いて羨ましがっているんです。だから第二(保育)に置いて頂けるのはみんな喜びます」
なるほど。
片方だけ寄付した状態は良くないなと話を伺ったところ、合同保育で一緒に遊ぶ際に知る機会があるとのこと。
とにかく、寄付を喜んで頂けたこと、なにより以前に寄付させて頂いたゲームが予想外に遊んで頂いて評判の良いことも知ることができて、制作者としても非常に嬉しい誤算でした。
ちなみにあのボロボロのチップ、プラとガラスのチップを子供が興奮して握り込むので、ああして削れるようです。なるほど、本当に遊んでくれているからああなったんだ。
嬉しいなぁ。
定点観測ができるありがたさ
娘のお陰で「コロポックル 見~つけた!」の学童保育における活用状況は定点観測ができています。
遊ぶ方の好き嫌いもありますし、ゲームが周りで日々遊ばれるわけではありません。
こうして遊ばれる場があり、その状況を確認できることは制作者としてありがたいことです。
ちなみに「陰陽賽」も持っていて遊んでみたところ、低学年でもバッチリ遊べました。
3人プレイで 28点 vs 28点 vs 41点 と、もちろん圧勝。
接待プレイなんかしませんよ!
うまく転がして「6」を4つも並べたら、子供達に尊敬の目で見られました。
よしよし、崇めろ。
というわけで気に入って貰えたので、こちらも寄付。
う~ん、寄付ばっかりしてたらこっちの身が持たんな。
だめだよ、子供に喜ばれたら寄付しちゃうから。
ボードゲームを学童に置くには
「先生にルールを理解頂くこと」「ゲームを気に入った子が複数いること」
が重要です。その二つを満たさないと継続して遊ばれません。
そして普通はこのハードルが結構高い。
「陰陽賽」は子供2人がプレイして気に入ってくれたので寄付しました。
というわけで今後も学童保育情報は更新するかも。
学童に行って困るのは「三千世界の烏を殺し、主と朝寝がしてみたい」が紹介できないことですかね。
ゲームは簡単で楽しめるでしょうが、「遊郭で朝帰り」というテーマの説明が小学生にはちょっと、ねぇ・・・。
そして「コロポックル 見~つけた!」もよろしくお願いします。
北海道の方はカムイゲームズ様で購入されると輸送費が安いです。
カムイゲームズ様は「『コロポックル 見~つけた!』が北海道をテーマにしたゲームだから、北海道のお店でも取り扱って欲しい」という思いで取り扱いをお願いしました。
他店舗は取り扱い状況をご確認ください。(扱われていない店舗もあります)
よくわからなかったらこちらから連絡ください。