神話を聞かせはじめた
調べてみると生駒市図書館にも神話の本があるということで借りてきた。
絵本、というには少し文字が多いが、一応絵本。
とりあえず国作りと、天の岩戸まで。
ちゃんと聞くのか?
まず子供(三歳児)は日本神話を聞くのか?
意外に聞く。
ミッフィー(うさこちゃん)や五味太郎など、いわゆる「絵本」が好きなうちの娘だが、
「イザナギが・・・」と見たこと無い服のおっさんが走り回っていてもちゃんと聞く。
果ては「神様だよ。『神』って言っちゃだめだよ」とダメ出しする始末。
黄泉の国とか結構スリリングなので、そのへんが楽しいらしい。
確かにな。
表現はだいぶん軟らかくしているけど、黄泉の国からの脱出劇とかかなり緊迫感があるし、恐怖だよな。
下手に子供向けな作品より、全然おもしろいです。
お子様が居る方は本当にオススメ。
日本神話から得られること
まだ神話としては触りだけだけど、神話を教える結果がもう出ている。
「神様はどこに居るの?」
と聞かれると、親としては
「神様はどこにでも居るんだよ」
と答えるし、
「天照大神って誰?」「何で暗くなっちゃうの?」
と聞かれれば
「天照大神は太陽の神様だよ」「お日様が明るいのは神様に感謝しなくちゃね」
と自然と日輪信仰になる。
そうか、これが神話を教えるということか。
「神話を教えない国は滅びる」なんて記事を読んで、実感がわかなかったけど
自分の娘に、試しに神話を教えてみると、得られる物がたくさんあった。
確かに神話は自分の考え方の根底を決める大事なものだな。
日本人なら日本神話がベースにあって、それが八百万の神の信仰になって、日輪信仰や日の丸の崇拝に繋がるんだな。
手塚治虫が「火の鳥」で書いていたことがなんか一つに繋がった。
世界を見ると
こう考えると、「国旗」はそれだけ大事なものだと分かる。
正直、今の日本人は日の丸を踏まれても、燃やされてもあまり本心からは怒らないと思うが、
それこそ発狂するまでに怒り、踏んだ人間を殺そうとする国もある。
それだけ神話が認識のベースにあって、その象徴としての国旗なんだな。
自国に宗教や神話が無いと、他の国との話も通じなくなる。
海外に行ってよく感じるのは、自分の国に対しての知識の低さ。まずは自分の娘に教える中で、自分の再勉強していきたいと思う。
ちなみに国旗を作っている会社。
リンク → 国旗
日本国旗は安いねぇ。
大量生産もあるけど、シンプルな国旗というのは素晴らしい。
日本の国旗デザインのすばらしさは、誇っていいよね。