英語の対訳文章を無料で手に入れる裏技を見つけた
仕事で海外出張とかしていると語学力の無さを痛感するので、最近は英語の勉強をしている。
そんな訳でブログ更新は滞りがち。
時間と金さえあれば駅前留学とかCouchSurfingとかの「生で話す」のが一番良いんだろうけど、
病人と子供がいると家を空けられないし、「毎週この時間にここへ来て下さい」というのが難しい。
・リンク → CouchSurfing
語学学習者と海外旅行者を結ぶマッチングサイト。
自分の家を提供する代わりに、旅行者と話をする、というマッチング。
泊めてあげるだけで無く、「カフェぐらいなら」という選択肢も可。
日本には登録者が少ないのですぐにマッチングしそう、なんだけど・・・
そこで自然、ネットで出来る英語学習になる。
自分も始めて何ヶ月という段階なので、英語が上手くなっているか分からないけど、
これから英語学習を始めたい人のために、サイト紹介は出来るかなと思う。
YouTube最強!無料動画で英語の学習
通勤時間が1時間40分、電車に乗っている時間だけで片道1時間以上もあるので、
この時間をどう使うかがポイントになる。
以前は色々な本を読んでいたが、この時間に英語を勉強できるなら一番良い。
Tokyo JR Train / likeablerodent
とりあえず英語に触れるのが一番、ということで色々な物を見てみたが、
感覚としては「90%ぐらい分かる内容を繰り返し聞く」が良いのかなぁ。
ニュースを見ても、映像や固有名詞で内容は結構分かったりするんだが、言葉の勉強にならない。
TEDが人気みたいだけど、あれ、みんな分かるの?凄いね。
自分の英語力ではもう、全然聞き取れないので聞いてないです。
・リンク → TED
素晴らしいプレゼンの数々を紹介するサイト。
ジャンルや人気で検索できるし、各国語の字幕も充実している。
そんな中でも、YouTubeに投稿されている「英語学習のための動画」が良い。
個人的にオススメなのは「VOA(Voice of America)」。
・リンク → VOA Learning English−YouTube
ゆっくりした英語で、字幕と共に話してくれる。
カテゴリ分けもされているし、字幕が大きいのでスマートフォンの画面からでも読める。
ただし画面付きの動画(カテゴリ「General Interest」)以外はアナウンサーが
喋っているだけなので、画面的には全く面白くない。
聞きやすい、で言えばこの辺。
「Mr.duncanの英語の世界」
・リンク → THE WORLD OF ENGLISH−YouTube
陽気なイギリス人が単語を教えてくれる。
凄く聞き取りやすい、いい英語なんだが、単語の羅列なので憶えられるかは別問題。
あと、この小芝居スタイルに合う人と合わない人ははっきり分かれると思う。
「Hot for words」
・リンク → HotForWords−YouTube
セクシーなおねぇちゃんが単語の説明をしてくれる。
サムネイルが妙にセクシーだが、脱いでくれるとかは一切無し。
内容も、テーマの単語の由来とかをしっかり説明してくれるので普通に面白い。
「読者応募の単語」はエロか変な単語(一番長い英単語とか)。どこの国も同じか。
個人的に好きなのはこれ。
「Walking In Circles」
・リンク → Walking In Circles The Series−YouTube
同人パロディ映画、なのかな。
英語字幕がしっかりしていて、使っている単語も簡単。
金がないので話が多く、一話が短いのも英語学習にはむしろ向いている。
内容はファンタジーの世界で冒険する一行の映画。
メンバーは戦士・ヒーラー・魔法使い・吟遊詩人・アサシン
Alex(アサシン)可愛いよAlex。
ほむほむといい、ミカサといい、Alexといい、オレは「無口な黒髪戦士」に弱いらしい。
現在第二期制作に向けた費用集めの真っ最中。
気に入った方はTシャツ買ってあげて下さい。
本を読め
ということで行き着いたのが「本を読む」こと。
英語の本は、日本の「青空文庫」のような著作権切れの本を公開しているサイトがいくつかある。
例えばこちら。
・リンク → Free Audio Books
良いのは文章だけで無く、音声(オーディオブック)もあること。
フリーのボランティアの音声なので質は様々だが、上手な人は上手なので、合うやつを探せば良い。
著作権が切れている、ということは翻訳も自由と言うこと。
たとえばシャーロックホームズなら、翻訳も日本語でフリーで手に入る。
一つ一つ単語を辞書で引きながら読んでも良いが、テンポも落ちるし学習の意欲も削がれる。
それなら日本語訳を隣に置いて読むことで、テンポ良く読み進めて自然に単語が頭に入る。
裏技!スマートフォンに最適な対訳
ところがスマートフォンでは「二つのファイルを開いて交互に参照する」というのが難しい。
そこで一つのファイルで、対訳が表示されている物が無いか・・・と探してみた。
すると、かなり裏技チックで面倒だが、方法が見つかった。
その方法がこれ。
まず単語検索の「Space ALC」に行く。
・リンク → 英語・語学の学習情報サイト「スペースアルク」:アルク
そこで、シャーロックホームズの文中で特徴的な単語を入れてみる。
例えば「A Scandal in Bohemia(ボヘミアの醜聞)」の第一章から「Bohemian」を検索する。
すると、検索結果の例文の一つに、正にこの文章の一部が出てくる。
ここで例文の右下「全文表示」をクリックすると、「ボヘミアの醜聞」の一章が丸々表示される。
あとはこれをテキストで保存して、通勤中に読めば良い。
元の文章が既に著作権の切れている物なので、コピーも問題ない。
スペースアルクは例文がすごく豊富なので、英語の文章を書くときによくお世話になるが、
こんな使い方があると知って驚いた。
まぁ、多分シャーロックホームズとかトムソーヤーあたりに限定された使い方ではありますが。
でもそれを本当に読破すれば十分な英語力が付いていると思うんだよね。
お礼にスペースアルクの有料版でも登録させて頂こうかな・・・
結局、英語の勉強と言っても、楽しくなければダメだと思う。
楽しくなくても続けられる人もいるだろうけど、楽しい方がやる気になるし、学習速度も速い。
自分は結局本が好きなので、シャーロックホームズを読むのは中々楽しみでもある。
一度読んでも理解できないので、一度目は家で辞書を引きながら、単語の確認。
二度目からは対訳を参照にしながら、単語の意味を思い出して読む。
そうした繰り返しがいいのかな、と思っている。
それにしてもホームズ、テンポはいいけどヤク中で上から目線の天才とかムカつくわぁ。
友達にはなれないタイプだと思う、というか彼に限らずこの手の探偵は友達づきあい下手な人が多いよね。
その他のオススメサイトとか
このほかにも、「Lang-8」あたりは結構オススメ。
以前やっていて、知り合ったイギリス人が日本に旅行に来た際には家に泊めてあげたりもした。
(ただし猫アレルギーがあったらしく、むしろ大変そうだったが・・・)
・リンク → Lang-8
勉強したい言語でブログを書くと、書いた人の母国語を勉強したい人が文章を添削してくれるサイト。
相互に母国語をブログ上で添削し合うことで、勉強と交流が出来る。
今気になっているのは「Verbling」。
・リンク → Verbling−Learn a Language
言語学習ランダムチャット。「ChatRoulette」みたいだが、相互に学習したい言語の相手と繋がる。
面白いのは、時間制で「今から5分は日本語で話す!」と切り替えられてしまうこと。
ゲームみたいで面白い、と思ったら日本語非対応。
主催には「日本語対応してくれ」とメールしたが、「言語の追加は大変だからちょっと待って」とのこと。
楽しみにしてます。
普通にコツコツやるなら「iKnow!」とかが良いかと思って、こちらもこちらでやってるんだけどね。
・リンク → iKnow!
単語学習サイト。
全ての例文をちゃんと読み上げてくれるのは良い。たまにイメージ写真がシュール。
単語の意味は辞書のように意味を並べず、一つ・二つだけなのでちょっとそこは不満。
並べてみると結構色々あるなぁ。
これから英語学習を始めたい人に、参考になれば幸いです。
競合は、相対的なもの:テレビ録画
「競合とは、相対的なものである」
White and Red / nakae
マーケティングにおいてよく言われる話だが、
商品や自社のブランドが変わらなくても、競合や周辺環境が変わることで
相対的な優位性がひっくり返ってしまうことがある、という話。
真面目なマーケティングの話なら平日にするんだが、日常の小さな話なので休日のネタに。
「ニュースを見る」の競合
我が家では、テレビをリアルタイムで見ることはほぼ皆無で、ほとんどが録画で見ている。
うちの娘は生まれたときからその環境なので、たまにリアルタイムでテレビを流していると、
巻き戻してもう一回見られないのが理解できないらしい。
Watching TV / oddharmonic
自分が録画して見るのは主にニュースと経済番組、つまりは大阪テレビ10〜12時の番組。
テレビの録画はPlayStation3のテレビ視聴・録画ユニットの「torne」を使っている。
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Panasonic ポータブルワンセグテレビ(ホワイト):SVME550W SV-ME550-W
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- メディア: エレクトロニクス
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競合は変わる
ところでそのtorne、不定期に機能の追加などでバージョンアップしている。
Mario Mushroom / VintageER
先日のバージョンアップで追加された機能の一つに、
「再生速度が1.1倍〜2.0倍速まで可変可能」
というのができた。
これは、再生速度を音声込みで早送りする機能。
いままでもその機能はあったが、再生速度は1.5倍速のみ。
それが最大2.0倍速まで変更可能になった。
これでどう変わるかというと、55分のニュース番組を見るのに、今までは35分ぐらいかかっていた。
これが、ソフトのバージョンアップで30分以下で見られるようになった。
これは1.5倍→2.0倍という速度アップだけでなく、コメンテーターなど滑舌の悪い人の部分は
聞き取れるギリギリの速度に調整できるようになったことも大きい。
なにが珍しいか。
何かを買って以前のものが用なしになる、とか時代が変わって使わなくなる、と言うのなら良くある話だが、
現役バリバリのものが、併用していたもののソフトバージョンアップで一気に用なしになるというのは自分の中でも珍しいので凄く印象深かった。
PlayStation3自身がソフトバージョンアップを繰り返していて、発売当初からすると機能もメニューもかなり違ったものになっている。
PlayStation 3 (160GB) クラシック・ホワイト (CECH-2500ALW)
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5年間同じ型式で存続するために必要な進化を繰り返しているからできている。
これはとてもいい成功例だと思うんだが。
電機の商品寿命はどんどん短くなって、今では半年しかないとか言われる。
でも、その中でゲーム機だけは5年間同じプラットフォームで作り続けている。
プラットフォームが同じだからソフトが共用できるし、コストダウンの改良を続けることで継続的に収益を改善できる。
もっと日本の電機メーカーもラインナップを絞って、良い商品が作れれば良いのにね。