ペンとサイコロ -pen and dice- BLOG

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デイリーポータルZ(@ニフティ)に行ってきた!:ヘボコン制作「前」記

ヘボコンのゲームを作るなら、ということでヘボコンの創造主、デイリーポータルZの石川大樹さんに連絡を取りました。

「ヘボコン」の名前をゲームに使っても良いですか?と聞いたところ、

ニフティ公認、とするわけには行きませんが、二次創作的に名前を使って貰うのはOKです」と快諾いただきました。

ありがとうございます。

・・・とここで終わっても良かったんですが、折角なので実際のゲームの試作品を持ってご挨拶させて頂きました。

 

ということで・・・

 

どん。

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おお、ニフティだ。

ニフティと言えば、パッと思いつくのはやはりニフティサーブ(古い)。

とはいえ、あの当時私が使っていたのは別の「草の根ネット」で、ニフティの接続IDで話をする人達がちょっと格好良く見えた物です。

いや、さすがにそんな昔話はいいか。

デイリーポータルZというと、こう、なんというか、街中の妙な物を集めたり、妙な写真を撮ったりと、どうも「ヘンなサイト」というイメージですが、運営母体はニフティなので、会社に行くとまぁ、当然しっかりしてるわけです。

本業ならともかく、ゲーム製作の一個人としてこうして企業にお邪魔することなんてまずないので、久しぶりに、もの凄く緊張したことをここに告白します。

いやぁ、へんな汗がでた。

 

お会いしたのは、石川さんと古賀さん。

「リアクションの女王」こと古賀さんですが、「仕事で席が隣だから」という理由でヘボコンの事務局も兼任されています。

まずは自己紹介として自作ゲームを簡単に紹介。

ボードゲームを作ってます」と言われても、ボードゲーム好きの人口はまだまだ少ないわけで、やはり自作ゲーム自体を名刺代わりに見せることは大事だと思います。

f:id:roy:20160610211957j:plain(お伺いした日の写真ではありませんが、イメージとして)

ゲーム制作者同士の交流会では名刺やチラシ程度の情報交換が多いのですが、やはり実物を見せる事って大事だよなと改めて思いました。

他のゲーム制作者の皆さんも、名刺代わりに持ち歩いた方がいいと思いますよ。

 

で、どんなゲームを作っているかを自己紹介がてらさせて頂いた後に、今回のゲームの紹介とテストプレイ。

f:id:roy:20170613162939j:plainモザイク無しでは本邦初公開、かな?

デイリーポータルZの中でも、ボードゲームの記事を書かれている方・ボードゲームを作られている方もいらっしゃるので、お二人とも「ボードゲームがなんか盛り上がっているらしい」という事は認識していらっしゃいましたが、遊ぶのは初めて。

初プレイのゲームがいきなり個人制作ゲームの試作品、という何重にもイレギュラーな上、ハードルの高い入り口になってしまいましたが、ゲームとしては楽しんで頂けたようで何よりでした。(ですよね?)

2ゲームをやって、いずれも古賀さんの勝利

強い、強いよ。

 

お二人の感想は

「ヘボコンをボードゲームにする、というのが話を聞いても意味が分からなかったが、予想以上にちゃんと再現されていてビックリした」(石川さん)

「『ハイテクペナルティ』とか、ルールには入れていても最近は形骸化しているものが、ゲームとしてはちゃんと再現されていて良かった」(古賀さん)

まだイラストはこれからなので、その部分は想像で補って頂くしかないのですが、

「イラストのしっかりした物でも遊んでみたい」

と言って頂けました。

デイリーポータルZ編集部内でもボードゲームの波が来れば良いなぁ、と願う次第です。

 

最後に三人で写真を一枚。

本当にありがとうございました。

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当日頂いたステッカー。

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どこに貼ったものかなぁ。

Nintendo switchに貼って見せびらかす、というのが一番オーソドックス、かな?

 

あと、水(@nifty水)。

nifty社内だけで配られる水なのかな?当然、非売品。

ある意味、これ、一番貴重じゃね?と思わないでもなかったり。

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ちなみにヘボコンでは「ヘボコンの達人」という同人誌も制作されています。

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これも増刷予定だということなので、機会があればぜひご購入を。

もう、色々酷くてオススメです。

個人的にはアメリカのホームンセンターのお話しが一番酷くて良かった。

第一回大会では「電車にロボットを置き忘れて探しに行くも見つからずそのまま不参加」という人が出て伝説になったんですが(その方のインタビューも同人誌内にあります)、ヘボコンにおいては「置き忘れ」「輸送中に破損」「なんかやる気がなくなって棄権」あたりは「あって当たり前」クラスで発生する、意識の低い大会です。

同人誌の記事もそれを踏襲し、「壊れたら最後に100均のおもちゃ付ければ動く」という緊急対策が指導されていたり、「これならオレでもできるんじゃね?」と思わせてくれること請け合いです。

 

ヘボコンのゲームも一歩ずつ、勧めています。

ヘボコンの大会、ボードゲームともによろしくお願いします。

 

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