ペンとサイコロ -pen and dice- BLOG

ボードゲーム制作を行う「ペンとサイコロ」のブログです。公式サイトはこちら→http://penanddice.webcrow.jp/

ドイツ紀行2015冬

「ドイツに行ったついでにこのゲーム買ってきて!」

とお願いされたものの、結局4件回って見つけられず。

で、その旨報告したところ「またブログで道中のお話など、楽しみにしています」と振られてしまったので、何か書きます。えぇ。

 

昼の短い欧州の冬

今更ですが、欧州の緯度は結構高いです。

欧州の南に位置するスペインでも、日本で言えば東北の緯度。

ドイツなら樺太の緯度に当たります。

となると影響が大きいのは日照時間。

私がいつも仕事で行くのはドイツの南ですが、それでも夏は夜9時過ぎまで明るく、冬は5時には真っ暗になります。

12月と言えばクリスマスシーズンですが、暗い街には「ナイトマーケット」として屋台や観覧車が出てみんなが夜の街でワインを飲む、というのがこの辺りのスタイル。

f:id:roy:20151126011148j:plain屋台

f:id:roy:20151126011434j:plain特設メリーゴーランド

f:id:roy:20151128012406j:plain特設観覧車

とりあえずみんな外に出てホットワインを飲むそうです。(気温は1℃)

 ちなみにこの場所、普段は普通の石畳の広場です。

屋台はともかく、メリーゴーランドや観覧車を持ってくるのにはビックリ。

いや、持ってくるのは凄いと思うよ。

でもこの設備、年の10ヶ月間は多分どこかでホコリ被ってるんじゃないの?大丈夫か?それで。

 

で、売っているものも様々。

おもちゃやコップ、各種食べ物は分かります。

でも宝石って・・・それ、屋台で買うか?

要は近所のお店が屋台を出して、賑わせているみたいですね。店と屋台まで、直線距離で20m程しか離れていないんですが・・・

ちなみ午後5時頃から辺りの暗さも、人混みもずっとこんな感じ。

その時間から延々飲んだくれるあたり、こいつら本当いつ働いてるんだろうと思わされます。

 

恒例、おもちゃ屋巡り

同じ街にいつも行っているので、見るお店もいい加減同じなのですが、改めて写真を撮りまくってみました。

 

ドイツは日本ほど大都市かが進んでおらず、中規模の都市が国中にばらけています。(欧州最大のベルリンは350万人ですが、ミュンヘン130万人、ハンブルグ170万人など)

特に私が行く街が古いこともあり、街にも大規模なデパートと並んで、小規模なお店がまだまだ健在です。

デパート

有名デパートの一つ、「Muller」のボードゲーム売り場。

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そのうち、子供向けゲーム専門の「HABA」社の棚です。

おもちゃ売り場が1フロアを占め、その半分がボードゲーム

ボードゲーム全体では、この写真のざっと10倍の品揃えがあります。

(棚が入り組んでいるので、写真一枚にはとても収めきれず)

あと、店舗にはテレビゲーム類は一切置いていませんでした。

 

小規模店舗

いわゆる「街のおもちゃ屋さん」ですね。

狭い店舗に所狭しとおもちゃが並んでいます。

こちらは店舗面積の 1/3~1/4 ぐらいがボードゲームでした。

店舗面積が狭いためか、小さな箱サイズのものが多い印象。

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本屋

ドイツでは本屋でもボードゲームが売られています。

さすがにそのシェアは店舗面積の1/10未満ですが、それでも日本の感覚からすると

結構ビックリする分量が揃えられています。

これ、写真全部ボードゲームが並んでいますが、本屋です。

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なんと平積みも。

しかも平積みされているのは「街コロ」!

日本の「マンガ」コーナーの前で日本のゲームを平積み、というのは分かってやっているんでしょうね、やっぱり。

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ちなみにこれがマンガ棚。

進撃の巨人」があるかな~と思ったらばっちり揃ってました。

だって巨人が襲ってきそうだもん、この町。

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おもちゃカタログ

ドイツのボードゲーム市場は日本の100倍以上だと思いますが、やはり市場規模が違うということは、それだけ買える場所の数も違うということです。

で、前述のMullerのおもちゃカタログが配られていたので貰ってきました。

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表紙がアドベントカレンダー風になっていて、25までのマスに切り取り線が入っています。

切り取ってもなにも無い所は微妙ですが。

 

このカタログ、全180p ありますが、

 という感じ。

他に大きいのは車のおもちゃ、おままごと関連(人形・道具)など。

カタログは通販目的のもので、大きく豪華な物を取りそろえているため、このような割合なのでしょうか。

おままごとセットも「業務用掃除セット」とか

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自動車も「120cm!」とかお子様の身長を軽く凌駕するサイズだったり。

あと給水塔のユニットって日本じゃあまり見かけませんよね、多分。

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面白いのはやはりテレビゲームとボードゲームの比較です。

単価の高いテレビゲームは販売効率が高いと思うのですが、それでもカタログのスペースがボードゲームの半分未満。

  • 単純に市場規模が小さい
  • テレビゲームは家電販売店と競合するため、値引き競争が激しく利益率が低い
  • 店頭で扱っていないのでテレビゲーム類はあまり売れない

色々な理由が考えられますが、こうした市場性の違いがボードゲームの市場を結果として支えている部分はあるかと思います。

市場構造や流通形態の違いが市場を作ることはどの国でもあることなので、そうした面からの分析も詳しい人にやって頂きたいです。

 

ドイツ人とのボドゲ交流

先だってより「ボドゲ好きです」と言いまくってた所、訪問時にドイツ人からプレゼントを貰ってしまいました。

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お礼にこちらも新作「かいちん」をプレゼント。

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いいですね、こういう文化交流。

で、このゲーム「伝統的なゲームだから英語ルールが入ってるし、大丈夫」

と言われたんですが、あけてみればやっぱりドイツ語のルールだけ。

相変わらずのドイツクオリティ!

ということで目下途方に暮れております。

ご存じの方が居たら教えて下さい。

 

ところでこの新作「かいちん」。

なかなか遊んで頂く機会もありませんので、無料で「試遊」を行います。

「遊んでみたい」という方は下記よりご連絡下さい。

郵送させて頂きます。

  • 気に入ればそのまま購入(送料不要。銀行 or Paypalで振込)
  • 気に入らなければ返却(返送料はご負担下さい)

年末年始の休みに試遊がてら家族・友人とのプレイにいかがでしょうか?