第五回ボドゲフリマin新大阪 出展のお知らせと思い出
来週末の「第五回ボドゲフリマin新大阪」に出展します。
私は一人でのんびりと自作ゲームを販売予定ですので、お時間のある方はぜひお立ち寄りください。
「ペンとサイコロ」と新大阪ボドゲフリマ
新大阪ボドゲフリマは私にとって思い出深いイベントです。
ゲーム制作としての「ペンとサイコロ」は昨年、クラウドファンディングサイト「CAMP FIRE」のプロジェクトとしてスタートしました。
ボドゲフリマin新大阪はそのプロジェクトの終了二日前に開催されました。
(正確には、私が終了期限をその二日後に設定しました)
ボドゲフリマ時点での進捗は60%程度。
「もう無理じゃないか」と面と向かって言われることもありましたし、そうした雰囲気が漂っていました。
そこから後一気に達成率を延ばし、最終日に達成、終わってみれば達成率は120%でした。
その節は実際にプロジェクトに出資いただいた皆様、ご協力いただいた皆様、応援いただいた皆様、本当にありがとうございました。
また、特に終盤には余裕が無く、バタバタと動き回ってご迷惑をおかけした部分もあったかと思います。
改めて、この場を借りてお詫び申し上げます。
クラウドファンディングは儲からない
クラウドファンディングは日本でも伸びているとはいえ、大きいのはお金の貸し借りで、物作りのファンドが定着しているとは言えません。
私もプロジェクト中は批判を受けました。
振り返ると、どうも自ら支援を呼びかける宣伝活動が嫌われたようです。
確かに宣伝はうるさいものですが、知られないことには始まりません。
自分で思いつく限り、様々な媒体に宣伝活動を行いました。
またボードゲームである限り、大事なのは「遊んで貰うこと」です。
主催者に断った上でゲーム会に参加し、幅広く知って頂くことに努めました。
当時の写真を見るとあちこちで試遊した写真があります。京都、祇園のバー「Loop Salon」様にて
知り合い主催のオープン会にて
やおよろズさん主催、町家ゲーム会にて
東京にも行きました。(渋谷Jelly Jelly Cafe様)
この辺、イベントや店舗の多い首都圏の方は、ネット上のクラウドファンディングにおいても有利だと思います。
クラウドファンディングを始める方は、そうした「足で稼ぐ」ことをお勧めします。
またプロジェクトを見た方に知って頂きたいのは、クラウドファンディングは決して「楽してお金を集める乞食」ではないということです。
額や内容によるので一概には言えませんが、私のように「ネームバリューのない素人が販促も兼ねて資金集め」という場合、資金集めより販促活動としての側面の方が大きいと思います。
ぶっちゃけて言いますが、これだけ手間を掛けて十万、二十万集めても利益は出ません。
(ある程度ネームバリューのある方の場合は話が違うでしょうが)
昨年のボドゲフリマin新大阪
話がずれましたが、そうした理由もあり昨年のボドゲフリマでは力を入れて出展しました。
「机も椅子もありません」と伺っていたので、机と椅子を持ち込んで試遊卓を設置。自分も含め知人にも着物で参加し目立つことを心がけました。
結果は試遊卓が回らないほどの盛況で、むしろ試遊希望者を捌き切れていなかったのは反省点でした。
プロジェクトが失敗すればゲームはリリースせず、ゲーム制作者にはならないと考えていたので、私がこうしてゲームを作っているのは、新大阪ボドゲフリマのおかげです。
(もちろんその他色々な要素すべてのおかげです)
次は「ゲームマーケット2015秋」で
そんなわけで、恩返しも含めてのボドゲフリマin新大阪 出展でしたが、今回は大盛況。
ブースの空きがなく、配置調整を掛けたほどだそうです。
今回もイベント目白押しなので、いち参加者としても楽しませて頂きます。
ボドゲフリマin新大阪が終われば、次は11月22日の「ゲームマーケット2015秋」です。
告知済みの通り、「ペンとサイコロ」はクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」様ブースにて出展します。
私の事例でも分かるように、クラウドファンディングにおいて「試遊」は強力です。
ゲムマ秋の出展では、まだ1サークル分の空きがあります。
企業ブースで試遊卓アリの展示ができる!
これはお得ですよ。
CAMPFIRE様でクラウドファンディングをされる方をぜひお待ちしています。