クラウドファンディング世界最大手、KickStarterで「Abstract Trio」プロジェクトを開始しました。
プロジェクトの主幹は以前からアメリカで日本の個人製作ゲームの紹介・販売を行って頂いている Big Cat Games様。
名前の通り、日本のアブストラクト(ノンテーマ)のゲーム3つを同時に紹介する企画です。
三作品は
- FILLIT :ラディアスリー
- Quiek! :Bremen Games
- BLOCK. BLOCK :ペンとサイコロ
ということで、私の作品も参加しています。
私にとっては3度目のクラウドファンディングですが、アメリカでのクラウドファンディングは初です。
アメリカをメインターゲットにするということで、ページは英語、日本からBig Cat Games様に発送し、そこからさらにアメリカ配送していただくことを想定しているため、どうしてもコストは日本で買うより高くなります。
このため、日本の方がKickStarterで購入していただくメリットは、残念ながらありません。
ただ、配送地域を「全世界」に設定してもらいましたので、アジアやヨーロッパでも購入いただくことができます。
これらの地域からの購入手段は通常は少ないので、こうした機会に色々な方の目に触れればと考えています。
ちなみにアジア・オセアニア地域についてはアメリカを通さず、日本の制作者が直接発送する予定です。
海外にお知り合いのいる方は、ぜひご紹介いただければ幸いです。
KiciStarterとBig Cat Games
今回私のゲームを含めて取り上げて頂きましたが、このプロジェクトはBig Cat Games様にとっても最初のプロジェクトです。
ゲームを出している私としては、もちろんこのプロジェクトは成功してほしいのですが、これが成功すればBig Cat Games様として、別の日本のゲームプロジェクトを立ち上げることも考えられているようです。
そうして、アメリカにおいて「日本のボードゲームを紹介するKickstarterのプロジェクトはBig Cat Games」という位置づけになれば面白いな、と思います。
ボードゲームは嵩張るし、水に弱いし、重たいし、海外で個人制作者が売るのは非常に困難です。
売ること自体は可能でも、現状ほとんど利益を出せるようなものではありません。
しかしこうしてBig Cat Games様がハブとなって、物量を増やしたり、ライセンス契約を結んだりして、アメリカでの成功例が出れば面白いと思います。
ドイツではヤポンブランド様がずっと活動されていて認知度もありますが、それのアメリカ版ですね。同じように大きな展示即売会にみんなで出展して開拓、というコピー&ペーストではなく、アメリカらしくKickstarterという切り口も面白いと思います。
Big Cat Games様は直接の販売、BGG Storeでの販売などを行うだけでなく、レビュアーを通じてのゲーム紹介や、現地のコンベンション参加など精力的に活動されています。
また英訳の依頼も受けられているので、販売や翻訳などに興味がある方は、一度ご相談されてはどうでしょうか。
プロジェクトは5,000$目標に対して初日で既に43%を達成。
- Kickstarterプロジェクト(の拡散)
- Big Cat Games様
- 大阪ボドゲ.web (詳細は前回記事)
- 「ペンとサイコロ」作品
諸々、よろしくお願いします。