ペンとサイコロ -pen and dice- BLOG

ボードゲーム・3Dプリント作品・3DCG制作を行う「ペンとサイコロ」のブログです。公式サイトはこちら→http://penanddice.webcrow.jp/

ほうら言わんこっちゃない



アマゾン、Kindle電子出版に「印税70%」の新オプションを発表、6月末開始 - Engadget Japanese


記事によっちゃ「Amazon焦土作戦」なんて言われているけど、
なんのこっちゃない、Appleと同じ
「誰でも安く出版できて収入もあるよ」をやっちまおうって訳ですな。


Amazonは巨大物流、小売企業だけど、ことKindleに関しては
その現行事業に競合することを意に介していないように見える。
その思い切り加減は本当に偉いと思う。


対する出版業界はどうか。
特に日本の出版業界はこれに対するまともな策を出せるようにはとても見えない。
構造的な高い返本率や複雑怪奇な卸システム。
この辺を根本からぶった切って、中間コストを下げることで
「本」という媒体の生き残る道だって全然あるはず。
むしろそこでのシステムがうまくいけば、システムとして世界に出していけるかもしれない。
そんな「夢」を描いている出版業界の人は、いないのかな。


というわけで先日お話ししていました
「その場でオンデマンド印刷本屋」いかがでしょうか。
これならKindleに対抗して個人でも出版ができるし、中間コストも在庫リスクもないから
費用も下げられる。
本質的には出版社だっていらないんだから、データサーバを扱う会社と
諸経費、原価を取れば高いマージンで個人が本を出すことを
リアルな本屋でも可能にできる時代だと思うんだけど、どうだろう。
これを、どっかの出版会社の担当者が見てくれんことを。


まぁ、こっちもブログでうだうだ書いてるだけなんだけどね。