ペンとサイコロ -pen and dice- BLOG

ボードゲーム・3Dプリント作品・3DCG制作を行う「ペンとサイコロ」のブログです。公式サイトはこちら→http://penanddice.webcrow.jp/

3D-CADが楽しくて仕方ない

3Dプリンタを買った話をしましたが、これがもう本当に楽しくて最近はずっと設計しています。

 

設計に使っているのはFusion360

www.autodesk.co.jp

個人利用や、少額の個人事業では無料で利用できます。
昔で言えばミッドレンジ、へたすりゃハイエンドCADでしか出来なかった機能ができる高機能なCADが、今じゃ(条件さえそろえば)無料で使えるとか。
凄い。
パラメトリックなCADだけでなくスプラインも使えて、もちろんアセンブリ(組み立て)も可能。
その上CAE(解析)まで入ってるって、えらい時代になったもんです。
(すいません、分からない言葉は無視して貰ってOKです)
CADだって普通に使っている限りはガンガン自動修正をかけて全然エラーを吐かない。
いや、回し者じゃありませんよ。そもそも無料だし。
なんかもっと、こう、「ちゃんと分かってる人しか使えないソフト」のイメージだったんですが。
素直に驚いただけです。

 

3Dプリンタを新しくしたことで、初代では難しかった複雑な形状もちゃんと出せるようになり、3D-CGで「それっぽい」形を作っていた状態から、
CADでしっかり設計するようにしたのが、3D-CADを導入した理由です。
ちなみに、無料とはいえしっかりした3D-CADソフトなので演算能力はゴリゴリ食います。
そんなわけで、今回Fusion360が安定して動かせるように、パソコンも新調しました。
無料だけど、無料じゃなかった。

 

今作っているのはダイスタワー。
ダイスタワーは企業が作る市販品も、個人制作のものもたくさん作られていますが、
せっかくなので3Dプリンタでそれとは別のベクトルを出せないか考えました。

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時間じゃなく、タスクにお金を払える社会になればいいのに

先日、アトランタ在住の日本人と話をした話を書きましたが、向こうでの仕事は「タスク」で渡すというお話しがありました。

アメリカの仕事は基本的に「契約」なので、「どんな仕事をして下さい」というタスクが渡され、それをこなすことで評価が決まる、という仕組みだそうです。

逆に言えば早く終わればさっさと帰って良いのですが、それも良くしたモノで、本気で掛からないとこなせないような量のタスクが渡される、ということでした。

 

日々ドイツ人とやりとりしているとは言え、先方も別会社なので仕事の仕組み等までは分かりませんが、すぐに「responsibility(業務範囲)」を持ち出す当たり、業務が非常に細かく縦割りにされているのは伺えます。

一応は現地時間の9時が始業時間だそうですが、あまり厳密なモノではなく、大体9時になるとみんな一旦カフェスペースに行って一杯コーヒーでも飲みながら軽く雑談をする、という感じ。実際に仕事を始めるのは九時半頃でしょうか。

とはいえ、8時ぐらいには出勤している人が多いのですが、早く出勤するのは早く帰りたいからだそうで、現地時間で午後3時ぐらいになるとポツポツと帰り始め、5時過ぎには駐車場が半分ぐらい空いている、という感じでした。

 

どちらにも共通するのは

  • 仕事は「時間」ではなく「タスク(業務)」である、という仕事の基本単位
  • 「自分の業務」という責任範囲

という点。

 

よく言われる「仕事が出来なければ上司の責任だから、欧米に過労死はない」という件に関してはそこまで働くヤツらを見たことがねぇという過労死以前の問題により、検証は出来ていません。

普通に新商品の発売スケジュールが遅れてたりするし、お店に行けば品切れがあっても普通だし、「出来ないことは出来ない」の精神なんじゃないでしょうか。

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日常に隠れるコログたち(ゼルダやり過ぎ日記)

 

ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド、やってますか?

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド

私は日常に支障が出るかどうかってレベルでやり続けていますが、現状洞100箇所、コログ280個という状態です。

もうこの時点で「分かる人だけ分かればいい」ってしゃべり方ですが。

 

コログってのはこんなやつで、ゲームの本筋とは関係なく、色々な所に隠れているヤツです。

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全部でなんと900個!もあるという話ですが、自分で見つける楽しさを味わいたくてうろうろしていると、いつまで経ってもコンプリート出来る気がしない。

 

ゲームの感想で「このまま年末まで遊べるわ」とか言っている人がいるのも、こういう本筋とは関係ない部分が多いからですが、コログに関してはやっていると段々と「いかにも怪しい」場所が見えてくるようになります。

 

例えばこんな風に葉っぱが円形に並んでいるとか。

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こういう「いかにも怪しい場所」を探してハイラルの平原を走り続けていると、色々匂いが効くようになってくるわけです。

 

ひらパー」でコログを探す

ゴールデンウィークということで娘を連れてひらパーひらかたパーク)に行ってきたんですが、遊園地って、ゲームのマップにそのまま使えそうな要素がたくさんありますね。

www.hirakatapark.co.jp

  • マップがエリアに分かれている
  • 人間に向けての一方通行規制があちこちにある
  • 狭い場所を広く見せるため、通路が入り組んでいる
  • ショートカットルートがあらゆる方向に用意されている

 

で、よくよく見るとコログのいそうなところもたくさんあるんです。

ゲーム画面で紹介するとネタバレになるので、「ネタバレはイヤだけどヒントは欲しいな」ぐらいの人のために、ひらパーの写真でコログのいそうな所を紹介します。

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