PlayStation4・2:ぼくのかんがえるプレステ4
昨日のブログ → PlayStation4・1:来年発売の噂 に引き続き、
PlayStation4があるなら、どんな形になるかを考えてみる。
次世代のゲーム機という括りで考えると、家庭の中でのテレビの位置づけから考えなければ行けない。
テレビは「家電の王様」としてリビングの中心にあったが、その大型化・低価格化は著しい。
Sony Bravia EX700 Series 60-Inch LCD with LED back-lighting HDTV (KDL-60EX700) / medbuoy
今までのゲーム機はテレビを内蔵せず、「家庭のテレビに繋いで遊ぶ」という前提だったが、
本当にそれが適切か、から考えなければいけない。
例えばパソコンや携帯ゲーム機は最初から自前でディスプレイを持つという設計思想だった。
次世代のゲーム機はどうするべきか?
次世代ゲーム案:PlayStation4
PlayStation4では、体感の操作部分をディスプレイから考えてみる。
ゲームに「新しい体感」「臨場感」を求めるなら、専用ディスプレイを用意するのが一番単純で、大きく差別化できるからだ。
専用ディスプレイとしては、個人的にはHMD(ヘッドマウントディスプレイ)はどうだろうと思う。
これは個人的に大好きというだけでなく、いくつか理由がある。
MyVu / RobotSkirts
- 没入の臨場感を得られる
- 傾きセンサなど技術的に導入しやすい技術が多い
- SONYは素子から製造できる
- 大量生産によって単価を下げられる
- Kinectも大量生産によって単価を大幅に下げることができた
- 他社に無い「目新しさ」がある上、既存市場が殆ど無いので他社の参入が遅れる
市場のHMD価格は5〜10万という所か。
無線で画像を送るシステムで、1万〜1.5万円なら普及の可能性はあると思う。
Kinectは当初価格150ドルなのでそこが一つの価格指標になる。
ハードウェアとしては基本的には「箱」になる。
次世代のゲームは基本的にネットワークでのソフト購入をメインにし、専用メディアを用意しない。
(ネットワーク環境の無い人のために汎用のSDカードなどでの購入は考えないと行けないか・・・)
テレビやコントローラとの接続も基本的には無線で行う。
となると外観上で場所を取るディスクドライブや端子が不要になる。
それよりも重要なのは「可搬性」。
部屋とリビングで自由に移動して遊べるようにすることで、家庭で個人と家族が両方遊べるようにする。
となると取っ手などが必要か。
ということをまとめて書いてみたイメージがこちら。
う〜ん、形状はだいぶんPS3の影響を受けてしまってるなぁ・・・
創造性が無くて申し訳ない。
タッチパネル操作部があるのはディスプレイがHMDと簡単に操作できないため。
起動やメニュー選択は単独でできないと色々と不便なので、本体に表示・操作部を設けた。
PS3はこれが無いので、引越でテレビが変わったときに苦労した・・・
接続方法が変わると映像をテレビが認識しないため、画面無しで表示設定を変えないといけない。
友人もPS3を持っていたから、電話越しに二人で起動して「メニューで上を5回」とかいいながら何とか設定を変更。
あれは設計が悪いね。
次世代への布石
リビングから個人へ、大画面から小型モニタへ、というのは実は先日のSONYの新型テレビの発表を受けて気になっていたこと。
先日、SONYは「PlayStation」印の3Dテレビを初めて発売した。
「PlayStation」の名前を冠すると言うことはSONYではなくゲーム事業のSCE(SONY Computer Entertainment)が発売すると言うこと。
つまりゲームのために次の必要性を感じていると言うこと。
- 理想のゲーム環境を作るには画面(ディスプレイ)から提供が必要
- ゲーム専用で考えると大画面より低価格・パーソナルな物が必要
そしてこのテレビを発表した展示会「E3 2011」では「(PlayStation4にあたる)次世代機の開発は進めている」という発表もされている。
これを総合すると、このテレビのような、パーソナルなゲーム環境作りが次世代のゲーム機では求められると
SONYは思っている、と考えられないか。
とりあえずはPSN(PlayStationNetwork)が復旧したので、こっちを喜ぶのが先かな。
現状接続している方には無料でソフトをプレゼント。
とはいえSONYが提供する5本のうちの2本なので、微妙っちゃ微妙だわな。