ペンとサイコロ -pen and dice- BLOG

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触覚ディスプレイが欲しい

今読んでいるマルドゥック・スクランブルが結構面白い。

元々はSF小説で、コミカライズされて(連載中)、映画にもなっている(第一弾が公開)。
前に毎月購入していた別冊マガジン(「進撃の巨人」が連載されている雑誌)でマンガが連載されていて、
結構面白いので原作を読んでるんだけど、これがなかなか面白い。


さすが、作者、冲方丁ライトノベル界では随一の文章力」といわれるだけある。
褒めてるのか貶してるのか分からない形容詞だけど。
ってかこれライトノベルになるの?
よく分からんなぁ。

ちょっと地味な未来技術

作中ではなかなか近未来、というよりMATRIX級に「未来」な武器やら技術やらが出てくるが、
イカサマ対策で通常の電子機器の使用ができないカジノで使われたのが
「触覚ディスプレイ」
手袋の表面に文字を浮き上がらせて、カードの枚数や確率計算の結果を表示するという物。


同じアイデアは大好きな「博物館惑星」でも出ていて、
会議中のアンチョコとして手に文字を送信する。
こちらも目をそらさないでも情報を受け取れるように、目では無く触覚で文字を受け取れるようにしている。

永遠の森―博物館惑星

永遠の森―博物館惑星


手や指を使うのはきちんと意味があって、手には神経がたくさん走っているので
「分解能が高い」
つまり文字を表現しようとしたときに、一文字を表すのに必要な面積が小さくて済む。
例えば指では1cmあれば認識できる文字は、背中なら10cm以上なければ認識できない。

触る文字といえば、点字

触覚を使って文字を表現する、というのはご存じの通り「点字」がある。
点字は6個の点の組み合わせで情報を伝える文字。
日本語と英語はそれぞれ別のコードだが、6つの点でピンの規則は同じ。
熟練者はさっとなぞるような速度で十分に読み取れるらしい。


点字のディスプレイというのもあって、これはその6つの点が駆動式のピンになっていて、この上下運動で文字を表現する。
基本機能は既に確立しているので、いかに早く・小さくするかが開発のポイントになっているらしい。

市場も小さいので参入企業も少ないと思うけど・・・

点字的な「何か」は実用化できるのか

タッチパネルと3Dテレビが最先端の時代に敢えていうが、目を使わないディスプレイが大事な気がする。
最新の技術はとにかく目に負担がかかる
ネットで調べて、暇つぶしにマンガを読んで、メモを書いて、仕事して、SNSでも書き込んで、ゲームして、
すべて目に負担がかかる
特にガラケーからスマートフォンになって、より目を酷使するようになった。
それは通信回線がどうこうじゃ無く、タッチパネルディスプレイは本質的に「タッチタイピングができない」
つまり入力時にはずっと画面を見ていないといけない。

Tap tap game / jonrawlinson


将来的にはこの一部でも目を使わずに使えることが重要になるんじゃ無いだろうか。
そこで気になったのが上の「触覚ディスプレイ」
点字は既に確立しているが、手話も点字も別の言語なので習得に時間がかかる。
小さい頃から点字に慣れ親しむ、というのも一つの対策だが、
「誰でも直感的に使える触覚ディスプレイ」ができればこれはものすごく可能性がある気がする。


まずは「絶対ばれないカンニング機器」として。
間違った方向に頭の良い大学生が色々やってくれないかぁ・・・

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