ペンとサイコロ -pen and dice- BLOG

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電子書籍の「自販機」

ようやく電子書籍が色物でなく、まともに普及する感じになってきた。
まぁ、まだまだ「感じ」レベルで、自分も電子書籍を持っていないけども。
ここまで長かった…


紙の本は長期的には「衰退産業」だ。
もちろん電子書籍はまだまだこれからの産業だし、紙の本という媒体自体は永久に消えない。
だが、産業的にはこれから衰退に向かう。


例えば筆記具は漬けペンから万年筆、ボールペンへと進化した。
時計は懐中時計から機械式、そして電気式へと進化した。
万年筆や懐中時計、機械式時計は無くなった訳では無いが
高級品としてのみ生き残っており、市場規模は大きく減少している。
同じ事が本においても起きるのではないか。


書籍の形が変わると本屋の形態も変わらなければいけない。
町の大型店は本を扱う限り小型化しなければいけない。
本屋は「手にとって分かる紙の本の良さ」を売る隠れた高級店になっていく。
では町の本屋はどうなるのか?

未来の本屋、案

個人的には、電子書籍やAppStoreへの不満は「探しにくさ」。
Amazonなんかも便利なのは分かるんだが、本屋のように何となく探すのに向かないので
結局本屋に向いてしまう。
やっぱり本屋の良さというのは圧倒的な閲覧性の高さ、じゃないか。


逆に電子書籍の時代になれば、
町に出てわざわざ本を探すのは、その方が便利というメリットが無いといけない。
ではそれは何か?
あったらいいな、と思うのは自販機の形の電子書籍販売機。
ポイントは2つ

  • 大画面
  • 直感動作


ほぼ人の大きさぐらいの巨大タッチパネルで、たくさんの本が一覧表示される。
その中から次々商品を一覧検索できる。
これは持ち運びできるような小型端末にはできない、大型筐体ならではじゃないか。
データの購入がその場でできるなら、特に決済端末も必要ない。
(実際に決済するのは書籍端末のため)
筐体は自販機サイズなので、一カ所にたくさんあるより分散する方が使い勝手としては良い。
今の自販機並、とは言わないが証明写真とか、そういう機械並には町中に転がってて良いと思う。

さらに将来には・・・

ただ問題は家庭内のテレビが大型化し、技術も高機能化しているということ。
少し前には考えられなかった大型ディスプレイが家に普通にあるし、
3Dも家庭で見られる。
挙げ句の果てにはWiiKinectでモーションも家庭で取得できてしまう。


そうなると「等身大レベルの大型タッチパネル」は家庭に普通にある未来、が来てもおかしくは無い。
その時代にはこの書籍端末も不要、ということになってしまう。
まさに携帯電話時代の公衆電話と同じ。
まぁ、そこまで来ると本当SFの世界なんだけど。
ただ、10年、20年単位で見ると普通にありそうな未来なので困る。


でも、そんな時代になったら確かに紙の本は不要だよなぁ。
今でさえ、お絵かきは紙とiPhoneを平行して娘(3歳)はやってるもんなぁ。
デジタルネイティブにとって、絵を描くのは紙でもデータでも同じなんだろうな。