ペンとサイコロ -pen and dice- BLOG

ボードゲーム制作を行う「ペンとサイコロ」のブログです。公式サイトはこちら→http://penanddice.webcrow.jp/

金沢ボードゲームマーケット 第五回 に出展しました

8/18(日)に金沢ボードゲームマーケットがあったため、出展のため金沢に行ってきました。
当初の予定では私一人で前日入り予定でしたが、台風10号で娘が参加しようとしていた泊のイベントが中止になり、急遽二泊三日の父娘二人旅に変更(妻は予定があったためお留守番)

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予定外だった金沢観光は非常に充実したもので、がっつり堪能しました。
また金沢ゲームマーケット出展中、娘は一人で21世紀美術館に。
美術館に行くというだけでなく、一人でバスに乗り、チケットを買い、食事するという「初めてのお使い」も娘にとっては貴重な体験になったようで、良い旅になりました。

 

金沢ボードゲームマーケット

金沢ボードゲームマーケットは今年で第五回目。
私は数年前に出展させていただき、今回が二回目の参加でした。

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ボードゲームデザインの練習方法

先日、上杉カレーさん(https://twitter.com/dbs_curry)が紹介されていたこの本を買ったんですが、これが良くできてる。

Building Blocks of Tabletop Game Design

Building Blocks of Tabletop Game Design

 

ボードゲームを構造に分解し、それぞれのパーツについてどのようなものがあるか列挙しています。

例えば構造としては「ゲームの構造(ジャンル)」「ターン」「行動」「解決手段(勝利判定)」等、「ターン」には17の項目があり、「固定ターン」「リアルタイム」「タイムトラック」「割り込み」等が並んでいます。

このそれぞれの項目について、1~4ページほどでその解説、特徴、歴史などが説明されています。

洋書ですが内容が細かく章立てされており、またボードゲームに特化した内容で用語も難しくないので難易度は高くありません。

 

ゲームを考えるときにかなり参考になりそうな一冊です。

どうもAmazonでの値段が一定しないのが不安ですし、安くない書籍なので積極的にお勧めするのが難しいところではありますが、機会があれば読んでみて下さい。

 

ボードゲーム学術書

上の本は副題が「An Encyclopedia of Mechanism(メカニズム百科事典)」とありますが、こういう体系立てた分類と、各項目を網羅する「ボードゲーム学術書」というものを作るあたりの発想は、欧米は強いなと感じます。

日本も江戸時代から「本草学」をはじめ博物学は決して世界に負けないレベルの蓄積があると思いますが、集めるのは得意で分析して系統立てるのはどうも苦手です。

これは多分、「物事を集めて分類・体系立てる練習」というのを教育課程の中でやっていないからじゃないでしょうか。逆に欧米でこれが強いということは、そうした授業や体験があるということか・・・その手法には非常に興味があります。

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ボードゲームの作り方を教えてと言われても

先日「ボードゲームを作ってみるワークショップ」に参加して面白かったんですが、「ボードゲームの作り方講座」もあると聞いて、そうしたニーズも広がっているんだなぁと感じます。

 私も「どうやって作っているんですか?」と聞かれることはありますが、それがルール作りの話なのか、入稿・印刷絡みの話なのか、販売面での話なのか、対象が分からないのでどう答えて良いか分からないことも。

 

例えば私が新作のゲームを作るといった場合、発売までの流れを分解するとこんな感じです。

  • ルール作り
  • テーマ決定 → タイトル決定
  • コンポーネントの選定・決定
  • コンポーネントの発注先の選定・決定
  • イラスト/グラフィックの発注
  • 翻訳依頼
  • JANコードの決定
  • データ入稿
  • 即売会のカタログ原稿作成
  • コンポーネントの丁合(箱詰め)
  • シュリンク包装
  • 委託先への事前連絡と数量確認
  • 商材写真作成
  • WEBページ作成
  • 各サイト登録(ゲムマ公式、ボドゲーマなど)
  • JANコード登録
  • 事前出荷(可能なら)
  • 即売会人員確保
  • 即売会移動/宿泊手段確保
  • 即売会の釣銭/什器準備

多少前後したり、行ったり戻ったりもありますが、大まかにはこの流れ。
「発売日」という日付から逆算しやすいので、大体どれかの展示会をターゲットに日程を組みます。この辺は同じ方法の方が多いのではないでしょうか。
進行上どうしても厳しくなりがちなのは翻訳あたり。
いつもご迷惑おかけします・・・

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