デザインQRを作ってみよう
前回の「QRコードを作ってみよう」に思った以上の反響があり、
予想外だったのは「デザインQRを作ってみたい」という声を複数頂いたことでした。
QRをよく知る人間からすれば「簡単に作れる」と思っていましたが、確かにコードの知識が必要ですね。
ということで今回はQRコードのもう少し難しい部分に踏み込んだ上に、デザインQRを作るときの注意点をまとめてみます。
QRコードを作るときの注意点
まずベースとなるQRコードを作るときの注意点としては「文字数を減らすこと」があります。
QRコードのサイズは「バージョン」と呼ばれますが、データの文字数が多いほど
バージョンが大きく(要はコードのサイズが大きく)なります。
例えばこのアドレスをそのままコードにするとこうなります。
データ:http://penanddice.webcrow.jp/docs/onmyousai_us.pdf
バージョン:6
誤り訂正レベル:H(デザインQR作成は必ずこれに設定します)
QRコード作成ソフト「MiBarcode」なら、誤り訂正設定はここになります。
最近の作成ツールならこの設定はほぼ可能かと思います。
これを短縮アドレスにするとこう。
データ:https://goo.gl/t4Mgy9
バージョン:3
誤り訂正レベル:H
そしてこれらのコードを同じサイズで印刷するとこうなります。
QRコードの読みにくさの基準は、一つ一つのマス目の大きさです。
(セルサイズ、と言います)
左のコードはコードが大きいので、小さく印刷するとセルサイズがぎゅっと小さく圧縮されます。
これでは読み取りが難しいので、右のように文字数を減らして
セルサイズを大きくする事で、読み取りが簡単になります。
QRコードの潰していいところ、悪いところ
続きを読むQRコードを作ってみよう
趣味の名刺やチラシ、ボードゲーム制作ならルールブックや箱の裏など色々な所にQRコードを付けている方を拝見します。
QRコードは簡単に作れて色々な情報を盛り込める上、最近はスマホで簡単に読み取れて便利。
気になる方は自分でも作って貼り付けてみましょう。
今日はそんなQRコードの特徴や注意点を解説します。
←これを読むと「ペンとサイコロ」商品サイトにジャンプします
そもそもQRコードとは?
QRコードは業務用の発注端末(ハンディターミナル)の大手、デンソーウェーブが開発した日本発のコードです。
高速読み取りや読み取りの安定性、無料で作成できる手軽さなどが受けて2次元コードの世界二強の一つです。(もう一つはData Martix)。
実はこのQRコード、日本らしく「漢字の表現も可能」です。
下のコードを読んでみて下さい。
QRコードの特徴は数字やアルファベットに加えて、漢字も表現できることです。これは日本のメーカーが作ったコードならではの特徴ですね。だからコードやWEBサイトのアドレスの他、こうした文章をコード化することも可能。理論的にはルールブックだってコードだけで書けてしまうわけです。(画像は残念ながらコード化できませんが)私はやるつもりはありませんが、この悪夢のようなQRコードでルール解説を終わらせてしまうと言うクレイジーなゲーム作者が出てくるのをお待ちしています。ちなみに文字の制限は理論上は1817文字(漢字含む文字の場合)。いろいろ条件はありますし、ここまで大きいコードだとスマホの簡易的な読み取りツールで読み取れるかという問題もありますが、知識としては知っておいて損はないかと思います。まぁ、得もない可能性は大ですが。
・・・ということも可能です。
QRコードを作るには?
最近はQRコードを作るサイトなども有りそうなので、各自で探して頂ければ良いかと思います。私が使っているのはこのソフト。
続きを読む暑い夏に、体を冷やすオススメ商品
暑い・・・
今年はエアコンが使えないので扇風機が売れているらしい。
まぁ、そりゃそうか。
じゃ、冷えピタだったらどうなんだろう・・・
ということで「冷えピタ」「熱さまシート」について調べてみた。
「冷却ジェルシート」について
この「冷えるシート」、ジャンルとしては「冷却ジェルシート」というらしい。
まぁ、誰も言わないな。
ちなみに各社の商品名は
古いデータなので今では違うかもしれないけど、各社のブランド認知力はこの通り。
リンク → おでこにピタリと貼り付けるあのシート、「熱さまシート」「冷えピタ」が認知度ツートップ
相変わらず強ぇ!、小林製薬。
関係ないがこの辺も商品名(あるいはブランド名)。NHKでは使えない名称だったりする。
競合でその商品名をいうと嫌な顔をされるのでご注意を。
単価計算
「節電」という大義名分があれば許されるのかもしれないが、定価ベースでの一枚あたりの価格は以下の通り(大人用にて)
- 熱さまシート:60円(720円÷12枚)
- 冷えピタ:78.75円(945円÷12枚)
- アイスノンシート:×(オープン価格)
- デコデコクールS:52.5円(840円÷16枚)
ふむ。
定価ベースなので、ドラッグストアでは半額ぐらいか?(Amazonで確認)
ではエアコン使用時は?オフィスでの計算は難しいので、家庭用、小部屋用のエアコンをブン回したときで計算する。
500W(6〜9畳クラス)を1時間動かしたときの消費電力は42.5円(関西電力の一般契約時)。
なるほど。
確かに計算上はエアコンを付けるより、冷却シートや冷感剤で体を冷やす方が安上がりなんだ。
へぇ、意外。
ということでこの夏オススメ
とはいえこういう使い捨てはもったいないな、と思ったら実は繰り返し利用タイプがあった。
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繰り返しできることを考えると、こりゃ安い。
でも、今回調べるまで知らなかった。
多分、会社としては使い捨てが売りたいんだろうな。
これ、一回買うとメーカには利益が行かないし。
あと、こんな時だからこそもっと話題になっていいと思うのが「空調服」。
リンク → 株式会社空調服
本当に爆発的に売れる潜在能力はあると思うんだけど。
ってか環境省はみんな使えば?