金沢ボードゲームマーケット 第五回 に出展しました
8/18(日)に金沢ボードゲームマーケットがあったため、出展のため金沢に行ってきました。
当初の予定では私一人で前日入り予定でしたが、台風10号で娘が参加しようとしていた泊のイベントが中止になり、急遽二泊三日の父娘二人旅に変更(妻は予定があったためお留守番)
予定外だった金沢観光は非常に充実したもので、がっつり堪能しました。
また金沢ゲームマーケット出展中、娘は一人で21世紀美術館に。
美術館に行くというだけでなく、一人でバスに乗り、チケットを買い、食事するという「初めてのお使い」も娘にとっては貴重な体験になったようで、良い旅になりました。
金沢ボードゲームマーケット
金沢ボードゲームマーケットは今年で第五回目。
私は数年前に出展させていただき、今回が二回目の参加でした。
会場は金沢駅前「もてなしドーム」ですが、要は地下通路です。
場所は金沢駅と、有名な鼓門の間という絶好の立地のうえ、入場無料で誰でも来られる場所ですが、問題は開催日程。
真夏の地下通路は、日差しからは逃げられるとはいえ気温はおそらく30℃オーバー。
運営側もスポットクーラーを用意するなどできる限りの対策はして頂いているのですが、やはり限界があります。
流行りの手持ちファンやウェットティッシュなど、各人各様に対策を行いながら出展する様は金沢ボードゲームマーケットならでは。
出展数も21と多くはないため、来場者が各ブースをゆっくり回り、じっくり話を聞けますが、暑さ対策を持ち込める出展者より、来場者の方がキツいイベントだったかもしれません。
金沢での出会い
拙作「三千世界の烏を殺し、主と朝寝がしてみたい」「百怪夜行」のイラストを描いて頂いたアマヤギ堂様が金沢在住、同じく拙作「かいちん」は同名の金沢銘菓からお名前とデザインを使用させて頂いていると、なぜかゲーム制作では金沢と縁があります。
縁と言えばイベント前日、娘と訪れた21世紀美術館のイベントで知り合った方がTwitterで作品を存じ上げていた方で、共通の知り合い(タナゴさん)を通じてお互いがお互いの作品を知っていたという縁がありました。
こちらこそ、まさか、金沢21世紀美術館でヘボコンのボードゲームの製作者さんと会えるとは!
— カサネタリウム K͛a͛s͛a͛n͛e͛t͛a͛r͛i͛u͛m͛ (@kasanetarium) August 17, 2019
共通の知り合い、タナゴさん @1_design を経由すると完全に繋がってしまうと言うのも、すごいですね。本当に世間は狭い!
(ちなみに写真の左がうちの娘。イベントでmicro:bit でのプログラミング演習に大ハマりで、心の師匠を見つける縁がありました)
翌日には金沢ボードゲームマーケットにも来場され、「百怪夜行」をお買い上げいただきました。
新幹線の時間をずらして会場をじっくり見られたそうで、楽しんでいただけたなら何よりです。
@pen_n_dice さんの百怪夜行っていうボードゲームを手に入れました!
— カサネタリウム K͛a͛s͛a͛n͛e͛t͛a͛r͛i͛u͛m͛ (@kasanetarium) August 18, 2019
妖怪の絵は金沢の絵師さんが書いてるそうでとても綺麗。遊びながら妖怪を知れるので、プレイするのが楽しみ!#金沢ボードゲームマーケット pic.twitter.com/By7JJ63w4i
また、宿泊した宿では欧米人らしきカップルがジェンガで盛り上がっていたので、「ボードゲームとかやるの?」と聞いたら、「まぁ、たまにね」という事だったので、名刺とチラシを渡し、「駅前でイベントやるから、都合が合えば来てよ」と勧誘。
実際に会場に来ていただいたので色々説明すると、どうもこのお姉さん、タダものじゃない。
私「このゲームはこういうコンセプトで・・・」
お姉さん「うん。これ面白そう、どうやるの?」
私「ここでこう動かして・・・」
お姉さん「それ、あのゲームとシステム一緒ね」
私「あ、そうですね。ここは似てますがここが違います。でこうやって・・・」
お姉さん「あ、それはあのゲームとシステムが一緒ね。なるほど、あれとあれを組み合わせた感じのゲームか。時間は・・・確かにこのシステムなら30分ぐらいね。何人用?」
という感じ。
「かいちん」をかなり気に入っていたのですが、プレイ人数3~4人がネックで、二人で遊べないからNGということで、「卓上ヘボコン 対戦キット」をご購入。
「ありがとう、帰って遊ぶわ。観光地回れなくなるかも」
え?と思ったら、男性の方が呆れた顔で、「オレもボードゲームは遊ぶけど、彼女はボードゲームバカだから・・・(She's MAD of Board games)」
たまに遊ぶじゃねぇわ。日本にいる間から遊ぶつもりだ、この人。
「ワタシ、ボードゲーム チョットアソブ」
という人だった模様。どこから来たか聞いたらドイツから。やはり本場は違いますな。
今回、金沢ゲームマーケットでは、この方ともう一組、英語で説明・販売を行いました。今回持っていったゲームはすべて英語対応しているので、「会場に来たはいいものの、英語でできるゲームが無くて買えない」という方がうちのブースに来た格好でした。
英語対応がまさか金沢のイベントで役に立つとは。
新しい縁と今までやってきたことが偶然繋がってお買い上げいただいた幸運。
どうもそんな色々な出来事があった、二泊三日の金沢旅行でした。
ちなみに溢れるほどの氷とジュースで暑さを耐えきりましたが、ベルト周りの汗は防げなかったようで、昨日は汗疹(あせも)で寝付けませんでした。
金沢ボードゲームマーケットは今回で「一旦」終了とのことです。
そして、手弁当でお手伝いいただきましたスタッフとサポーターの方々に心より感謝申し上げます。
— 金沢ボドマ2019は8/18 (@kanazawabgm) August 18, 2019
金沢ボドマは5回で一旦終了させていただきます。
いつかまた気持ちが前向きになる日があれば、花火打ち上げたいと思います!
こうしたイベントを継続開催するのは大変かと思いますが、まずはお疲れさまでした。
イベントがなくとも、金沢には回るところがたくさんありますので、ぜひ観光に訪れてみてください。私もイベントを除けば実質一泊二日の観光でしたが、海鮮からB級グルメ、アートから金箔貼り体験と堪能してきました。