ペンとサイコロ -pen and dice- BLOG

ボードゲーム制作を行う「ペンとサイコロ」のブログです。公式サイトはこちら→http://penanddice.webcrow.jp/

募金を日本復興に繋げるために

日本に寄付文化が芽生えるかはともかく、今回の震災の義援金
間違いなく国内外とも最高額になることは間違いない。
で、それに伴って様々な支援方法が出ている。

  • 直接の送金
  • ポイントをお金として送金
  • 購入システムを使用しての送金(AppStore等)
  • データの購入金額を義援金として寄付(gooの壁紙募金)
  • 物品の購入金額の一部〜全額を寄付

この中には「システムの中間マージンは頂きます(AppStore)」や、
「金額のうち『利益』を寄付に当てます」「金額の『一部』を寄付します」
などかなり怪しいものも多いので、本当にお金を送りたいなら
シンプルに赤十字に送金する方法を探った方がいいと思う。

こんな時に、こんな時だからこそ!

そんな中でも、個人的に注目したのはこちら。
 goo募金「がんばろう!日本」
「壁紙データを購入した金額を寄付します」というもの。
もちろん企業側(NTTレゾナント)としては「gooIDがないと購入できません」としているので、
ちゃっかりgooIDの登録者数と購入システムの利用者を増やしたいという思惑はあるんだろうけど・・・


何が面白いか、というとマンガ家やゲームなどの「Japan コンテンツ」をダウンロードできる、という点。
これ、せっかくの機会なんだから世界に公開したらいいのに。


寄付の一つの方法としては、「復興する日本製品を買い支えよう!」という事がある。
しかし、現段階ではまだ物流も立ち上がっていない。
でもソフトはすぐに売れる。
しかも日本のアニメやマンガ、ゲームは世界でも高い評価を得ている。
今回のgooの壁紙は殆どが書き下ろし作品、つまり「これが欲しい」という人も世界にいるはず。
井上雄彦さんは「smile」作品をポストカード化して収益を販売する、と仰ってたけど、
印刷するよりも、作品をこのシステムに載せて今すぐ世界に販売すればいい。
よっぽどすぐに収益になる。
(「いつ現金化できるか」っていうのは被災地の復興の観点からしても重要)

日本のPRに繋げよう!

被災地の復興と、今後の日本を考える。
まず被災地の復興の観点から。
募金は幅広い地域からたくさん、というのが理想だし、今回の震災は被害が日本全体に広がっているので
国内の他の地域からもサポートできる余裕が無い人が多い。
(例えば関西でもJRの本数が減る、九州でも津波を警戒する、工場には部品が無い、等々)
だったら海外から効率よくお金を集めるシステム作りが重要。


次に今後の日本
日本のソフト産業は世界で高い評価を得ている、というが
実際あまり海外には出られていないものが殆ど。
むしろ鳥山明作品や任天堂が例外に近い。
そのなかで大事なのはまず「発信すること」、そして「知られること」。
イラストなら翻訳作業が入らないからすぐに発信できるし、そこで興味を持ってもらう人が多い
(ダウンロード数が多い)なら今後翻訳してもいいんじゃ無いか?という指標になる。
とにかく日本の産業は世界に出て行かないといけない。
現状マンガは、海外進出においては大失敗していると思う。
これを復活させる、大チャンスとは言わないが、第一歩にはなり得るんじゃ無いだろうか。


むしろこのタイミングでコッペリオンドラゴンヘッド、サバイバル(さいとう・たかを)なんかのパニックものを
海外で出すと凄いインパクトがあると思うけどなぁ。
「日本のマンガはここまで検証されているのか!」という。
金をかけて見た目だけ作り上げるハリウッド作品なんかより、よっぽど問題点や恐怖が細かく書かれている作品は多いんだから。


ということで、「がんばろう!日本」

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