紙を折るのに便利なツールの作り方
ボードゲームを作るのにたくさん発生しがちな作業が「紙折り」。
ルールブックやチラシなど、とにかく折る作業はたくさんあります。
もちろんボードゲーム制作に限らず、日常の資料作りなどでも、紙折り作業はたくさんあると思います。
そんなときに便利なツールの使い方と作り方を紹介します。
こういう道具。
上と左側だけ、紙を押し付ける突起がある、というシンプルなもの。
角に押し付けて紙を折ることで、位置合わせが簡単になり、作業効率が上がります。
「空箱を使えばいい」という話もありますが、手前部分が邪魔になるので、右側・手前側部分を破壊しておけば、同じように使用可能です。
(右利きの場合。左利きの場合は左側・手前側を破壊してください)
折り目をしっかりつけるには、こうしたヘラがお勧めです。
色々試しましたが、「先端の尖っていない金属製のヘラ」が最適だという結論になりました。
100均で買えます。
なお、他の素材を使った結果ですが・・・
- ゴム製のヘラ:引っ掛かってやりにくい
- プラ製のもの全般:たくさんやっていると溶ける(だんだん熱を持つため)
- 金属の定規:エッジが出ているので、紙に傷がつくことがある
と、それそれいろいろ問題があります。
角の所だけあればいいのか、というとそんなことも無く、元の紙よりもこのツールが小さいと、角を合わせるときに紙がずれやすくなります。
(紙が外に向かって下がる形になるので、滑っていきやすい)
しかし大きいままだと、使わない時に邪魔です。
そこで、私はこうやって畳めるようにしています。
汚い絵ですいません。
こんな感じで、4つの厚紙をそれぞれ裏(赤)、表(青)と順にテープで連結することで、折り畳めるようにしています。
これなら使わない時には小さく仕舞えて邪魔になりません。
作り方も簡単。
厚紙を木工用ボンドで重ねただけです。
ポイントは、縦の厚紙とベースの厚紙に隙間ができないようにテープを貼ること。
これが無いと、紙が隙間に入り込んでスムーズに紙折り作業ができません。
これがあると便利なのは、作業効率が上がることももちろんですが、押し付けて位置決めを行うので「ある程度目を離せること」。
これ無しで作業をしていると、ずっと紙から目を離せませんが、これを使うとなんと、テレビのながら見ができます!
自分にとってはこれ、結構革命的。
おかげでGANDAM ORIGIN → ファーストガンダム → Zガンダム → 逆襲のシャア という一気視聴を実現しました。(ZZはなんかダレてダウン)
いや、どんだけ作業しとんねんという突っ込みは置いておいてね。もちろん一つのゲーム制作だけじゃなく、色々な作業を通しての視聴ではありますが。
そんなわけでQOS(Quality of SAGYOU)が100円+廃材で確実に向上するツール、こういう地味作業をお持ちの方にはお勧めです。