台湾ボードゲーム紀行『その6. 卡牌屋』
台湾紀行の六件目は「卡牌屋」。
テナントの2階が販売専門、地下一階がプレイスペースというお話ですが、ショップの方にだけお邪魔しました。
卡牌屋について
「台湾で一番売上の大きいショップ」と伺いましたが、さすがにFacebook、WEBサイト、ブログとしっかりしたページ作りで、その大きさを伺うことが出来ます。
実店舗も台北車駅徒歩すぐという好立地。
(地下鉄MRTと台鉄、台湾新幹線の交差するターミナル駅です)
台北店の大きさはそれほどでもありませんが、この都会のど真ん中なら仕方ないでしょう。
この看板が目印。
台湾の繁華街ともなると、テナントはこのぐらいの広告しか出せないので、周囲に埋もれます。
事前に場所を把握していないと迷うこと間違いなしなので、よく確認しておきましょう。
階段まで来れば、馴染みの名前が並ぶので、間違えていないことが分かると思います。
で、二階が店内・・・
なのですがお客様が多くてちょっと写真は撮れず。
店内外の様子
ということで店内写真が撮れませんでした。
ごめんなさい。
ということで(?)店外の写真。
お店のすぐそばには胡椒餅(フーチャービー)の有名なお店があります。
台湾には胡椒餅のお店がそれこそ星の数ほどあるのですが、レベルはお店によってまちまち。
いくつか食べましたが、その中でもここは絶品でしたので、お店に行かれる方は探してみて下さい。
人気店なので焼いたそばから売り切れます。
ちょっと待つことになると思いますが、その分焼きたてが食べられますので、熱々の一品をお楽しみ下さい。
ただし肉汁で手が汚れてもウェットティッシュなんて上等な物は用意されていないので、持ち歩くのは必須です。
・・・あれ、グルメ情報になってるな・・・
店舗情報
電話 | +886 2-23112981 |
---|---|
住所 | 台北市中正區開封街一段19號2樓 |
営業時間 | 13:30~21:30(曜日により異なる) |
ご報告と台湾ゲーム事情
なにやらレポートが雑に見えるかもしれませんが、実はこの店舗へは商談で伺っていました。
そしてオーナーとお話をさせて頂いた結果、「百怪夜行」の台湾発売が決定しました。
ここに改めて報告させて頂きます。
お話の中で言われたのは、
「台湾では日本の人気が高いので、日本のゲームはぜひ取り扱いたい」
ということ。
私のゲームは中国語対応ですが、箱は日本語のみです。
この点については「対応可能」とのこと。先方で紹介シートなどを用意して貼り付けるということでした。(もちろん中国語対応してくれると嬉しいそうですが)
私のゲームのデザインで文句を言われたのは一点。
「箱に『Made in Japan』表記が無い!」ということ。
そういや入れてなかった。
「お客さんはここを見て『日本製だ!』って喜んで買っていくんだよ。今回は注文するけど、次回の再版時は絶対に『Made in Japan』を入れてくれよ!」
と、これだけは強く念押しされました。
他の制作者各位に置かれましては、ぜひ箱に「Made in Japan」を記載されますことを、強く推奨致します。
こういう点はなかなか自分で気づかないので、言われればなるほどなぁ、という感じです。
ちなみに他にも「三千世界の烏を殺し、主と朝寝がしてみたい」も紹介したのですが、
「面白いが中国で烏は吉兆なので、殺すというのは・・・テーマが斬新なのは分かるし面白いが・・・いやぁ、ダメだ」とかなり悩んだ末にNG。
遊郭がテーマという点や、デザインはかなり喜んで頂けたのですが、残念。
そうかぁ、殺しちゃダメかぁ。
「陰陽賽」は品切れ中のため紹介だけさせて頂きました。
こういう生活の背景にある考え方とかは難しいですよね。
色々勉強になった訪問でした。