ペンとサイコロ -pen and dice- BLOG

ボードゲーム・3Dプリント作品・3DCG制作を行う「ペンとサイコロ」のブログです。公式サイトはこちら→http://penanddice.webcrow.jp/

ブログ再開と今後の方向性について

ブログを再開します

長いことブログの更新を停止してました。

止めていた理由には、単純に「時間が取られる」以外にも色々あるんですが、一歩間違えなくても愚痴になるし、それは置いときます。

 

最近ハマっているのはボードゲーム

f:id:roy:20140309123358j:plainゲームマーケット大阪2014にて

あれやこれや、色々なものをやっています。

ボードゲームって何?

今やってるのは、電気を使わないアナログゲームとも言われるやつです。

日本では人口が少ない上、一人や二人じゃ遊べないものが多いので、自然この手のゲーム好きが集まって遊んでいます。

ただそうしてゲーム好きばかりが集まっていると、認知度の低さをどうも忘れがち。

少しでも興味を持ってもらえるよう、基本的なところからお話しします。

まずはどんなものか?

ボードゲーム。メジャーな物で言えば、「モノポリー」や「人生ゲーム」、あとは「麻雀」あたりでしょうか。

f:id:roy:20140412102507j:plainドイツのデパートにて

将棋・囲碁・チェス・オセロもボードゲームですが、この手のゲーム(いわゆる「完全情報ゲーム」)は先読みが出来るほど単純に強いので、弱い人は強い人にまず勝てません。

それに比べてこのブログで取り上げるようなゲームには、適度に運やハッタリの要素があります。もちろん運だけじゃありません。実力も物を言います。そんな絶妙なバランスが何度も集まってわいわいと楽しめるポイントです。

その辺の魅力や奥行きを、少しでも感じて貰えたらと思います。

例えばどんなの?

例えばうちにあるゲームはこんな感じ。

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み、見苦しい・・・いつもはもっと片付いてるのよ、いつもは!

  • 戦略性(読み)
  • ハッタリ
  • 見た目の派手さ
  • ゲームに掛かる時間
  • プレイ人数
  • プレイする人の年齢(子供が参加するかどうか)

こんな要素でたくさんバリエーションがあって、好きなのを選んで楽しめます。だから「ボードゲーム」と一言で言えるようなものでもなく、バリエーションは無限です。

マイナーな趣味?

日本ではマイナーですが、本場であるドイツではめちゃめちゃメジャーです。

例えばこれはドイツのデパートのオモチャ売り場(これでもごく一部)。

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ドイツではWiiPlayStationなんかは「家電」の範疇で、オモチャ屋には置いていないようです。

オモチャ売り場で一番面積を取っているのは、こういうボードゲームの数々。

棚一面に色々なゲームが並んでいるなんて、なんてうらやましい。

 

これだけ見ても、とにかくバリエーションがあるのが分かるかと思います。

そしてこのマーク。

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それだけゲームの種類があるので、どのゲームにも「それがどんなゲームか」が分かるように情報が詰め込まれています。

年齢・人数・時間は必須の情報として、このほかにも「戦略性と運のバランス」とか、メーカーによっても様々。

またドイツでは毎年ゲームのコンテストがあり、そこで入賞するとパッケージにも受賞年と賞が書かれます。そうして毎年継続して新作が開発される素地があって、需要もあると。良い循環ができてるんだよな、羨ましい。

 

もちろんいい話ばかりじゃなくて、最近では過当競争気味で、賞を取ったゲームもすぐに値引きされます。

これに対抗して「拡張版」とか「廉価なカード版」「なんとかバージョン」とかが作られ、それがある程度溜まるとまとめて「豪華ボックス」が出されるなど、素人目にはちょっと複雑すぎる構成になりつつありますが。

ボードゲームをやってみたい!という時は?

日本ではまだまだマイナーなボードゲーム

普通に輸入すると解説がドイツ語だけ、なんてこともあるので、日本のゲーム屋さんで買う方が無難です。

ではどんなゲームから始めたらいいのか?このブログがそんな時の一助になればと思います。

そうして一人でも、日本のボードゲームプレイヤーが増えてくれたなら幸い。

大体、一回買ったっきりでそれ以上お金は全く掛からないので、数千円の投資なんて本当に安いもんです。

 

今までのブログとは完全に明後日の方向に向かっていますが、あんまりに不評、批判が多ければまた考えるとして、まずはしばらくおつきあい頂ければと思います。