カラオケの事とそこから思うこと。
今週の「がっちりマンデー」のテーマは「カラオケ」でした。
ほう、面白かった。
ポイントをまとめると
- カラオケの大手配信業者は二社
- 音・歌詞(色づけ)作業は手作業
- 映像はプログラムによる自動割り付け(タグで認識)
- 曲の画像ではなく、歌詞の小節ごとにタグを認識して画像を自動生成
- 「持ち込み可」の会社が急成長
- 設備産業なのでとにかく客を入れる方が効率が良い
こんなところか
カラオケって言えばもちろん歌う場所なんだけど、
「持ち込み」って言って自分で曲を録画して持ってくる人や、
スタジオより安いんで楽器の練習する人もいたりするらしい。
つまりカラオケの独自資源は「安い時間貸しプライベート空間」。
そういやそれを悪用してカラオケのはやり始めた当初は色々・・・問題になってたなぁ。
う〜ん、カラオケ自体にはまだまだ発展の余地があるとは思う。
ただそれはそれとして、「カラオケボックス」という場所の提供方法はだいぶん前から
進化していない感じがする。
この二社が新しい提案をしていて、どちらも成功しているのは興味深い。
結局カラオケボックスを「カラオケもできる場所」と広くとらえたときに何ができるか。
個人的にはプライベートオフィスとか貸し会議室と融合できれば面白いと思うし、
そういう時間貸し商売は
- 音を出していい場所 → カラオケボックス
- 音を出しちゃ行けない場所 → 漫画喫茶
で広く市場を二分しているとおもう。
最初から時間・場所貸しにするとなかなか広がらないのは、業務用の貸し会議室が
なかなか大成功していないあたりからも推測できる。
という事で次は何か。
「付加価値をつけたコインパーキング」あたりどうだろう。
コインパーキングが隆盛だが、あれは逆に場所・時間貸しから何の付加価値もつけられていない。
カーシアターやドライブスルーのように。自動車の中でできることだってある。
それを出していくという手もあるんじゃなかろうか。
まぁ、もちろん自分で何か思いついてるかっていえば無いんだけどさ。
コインパーキング各社を見ていて、土地を見つける・値段をつける以上のノウハウを彼らに感じないのよ、正直。