ヘボコンへのお礼に、広告を出しました
「モノづくりには失敗がつきもの」とはよく言われますが、その失敗自体を楽しもう、というイベントが「ヘボコン」です。
私、これでも大学時代には大学ロボコンに挑戦していて、結局本選出場は叶いませんでしたが大学内にある工場で機械加工の基礎を学んだ人間です。
拙いながらも、こうやって人が乗って8方向移動と超信地旋回のできる乗り物を作ったりしてました。(これはロボコン関係なく、純粋に趣味として制作)
ヘボコンは公式ルールのしょっぱなから
・100cm x 50cmくらいのベニヤ板が土俵
と「くらい」という言葉が出てくるぐらい、適当です。
しかも「優勝することよりも「ヘボさ」を楽しむことが大切です。勝ち負けにこだわりすぎず、お互いの「ヘボさ」をたたえあいましょう!」
と、勝つことを意識しておらず、実際の公式大会でも一回戦が終わったところで「あとは消化試合!」とMCの古賀さんが叫ぶ、そんな大会です。
■最新の2019年大会はこちら(生放送なので長いです)
■公式の紹介用ダイジェストはこちら
卓上ヘボコン 対戦キット
そんな大会が好きで、まずは大会に出ればいいものを、なぜか「ヘボコンをテーマにしたゲームを作る」となったのが3年前。
「どうせ作るならちゃんと話を通そう」と無茶な話にも関わらず、快くお話を聞いてくださり、公認ではないものの「やっていいよ」といっていただきました。
(お伺いした際の写真。当時はDPZはニフティの一部門でした)
ゲームをリリースした後、そのボードゲームをロボットにしてヘボコンに出場。
(何言ってるか分からないと思いますが、ロボットの筐体やタイヤをヘボコンのパーツで作りました。ゴミにしか見えませんが、これがロボットです)
ヘボコンにお礼を
そんなこんなでヘボコンに 勝 手 に関わってきましたが、公式にライセンスしてボードゲーム化したわけではないので、ヘボコンの運営元であるデイリーポータルZ様には、今まで一銭も支払っていないままです。
「企業でライセンス販売でもしたときには声かけてください」
と言われてはいたんですが、こんな面倒くさいコンポーネントをぶち込んだゲームに声が掛かるわけもなく・・・
(ボードなどの紙製品の他、金属製ナット、3Dプリンタ製の駒、タイマーを同梱)
ところが今回、デイリーポータルZで「バナー募集」という企画がありました。
ものすごく単純に、読者がバナー広告枠を買い取るというもの。
大きな広告は出せませんが、こちらに早速申し込みしました。
結果はこの通り。
写真の作成もお願いしたところ、ヘボコンの創始者、通称「ヘボコンマスター」石川さんが今回の広告のためにロボットを作ってくださったとのこと。
いやー、ヘボい。(誉め言葉)
個人の資金力では一番小さい枠を1日購入するのが精いっぱいでしたが、ヘボコンのページから自分のサイトへのリンクを貼れたこと、ライセンス料代わりに少しでもデイリーポータルZ様にお支払いできたことで、自分の中では大満足です。
どうも日本よりなぜかアメリカでの受けが良いこのゲームですが、もっとこのゲームを、もちろんイベントとしての「ヘボコン」を、たくさんの人に知って頂けるよう、これからも頑張ります。
まずは9月21日(土)、もう来週に迫りましたが「ボドゲフリマ9 in 三宮」に出展します。もちろん「卓上ヘボコン 対戦キット」も出しますので、お近くの方はぜひ足を運んでみてください。
また、デイリーポータルZ様のバナー広告も本日時点でまだ募集中のようです。
こちらも興味のある方はぜひ検討してみてください。
あ、今更ですが「卓上ヘボコン 対戦キット」の紹介はこちら。
こちらから購入も可能です。