ペンとサイコロ -pen and dice- BLOG

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3D-CADが楽しくて仕方ない

3Dプリンタを買った話をしましたが、これがもう本当に楽しくて最近はずっと設計しています。

 

設計に使っているのはFusion360

www.autodesk.co.jp

個人利用や、少額の個人事業では無料で利用できます。
昔で言えばミッドレンジ、へたすりゃハイエンドCADでしか出来なかった機能ができる高機能なCADが、今じゃ(条件さえそろえば)無料で使えるとか。
凄い。
パラメトリックなCADだけでなくスプラインも使えて、もちろんアセンブリ(組み立て)も可能。
その上CAE(解析)まで入ってるって、えらい時代になったもんです。
(すいません、分からない言葉は無視して貰ってOKです)
CADだって普通に使っている限りはガンガン自動修正をかけて全然エラーを吐かない。
いや、回し者じゃありませんよ。そもそも無料だし。
なんかもっと、こう、「ちゃんと分かってる人しか使えないソフト」のイメージだったんですが。
素直に驚いただけです。

 

3Dプリンタを新しくしたことで、初代では難しかった複雑な形状もちゃんと出せるようになり、3D-CGで「それっぽい」形を作っていた状態から、
CADでしっかり設計するようにしたのが、3D-CADを導入した理由です。
ちなみに、無料とはいえしっかりした3D-CADソフトなので演算能力はゴリゴリ食います。
そんなわけで、今回Fusion360が安定して動かせるように、パソコンも新調しました。
無料だけど、無料じゃなかった。

 

今作っているのはダイスタワー。
ダイスタワーは企業が作る市販品も、個人制作のものもたくさん作られていますが、
せっかくなので3Dプリンタでそれとは別のベクトルを出せないか考えました。

市販品はMDFやアクリル、個人制作ではMDF製が多いのですが、基本的には「板」の組み合わせです。

[イーラプター]e-Raptor 木製ダイスタワー キャッスル ナチュラルQ-WORKSHOP キャッスル/ヒューマン ダイスタワー 【THUM101】CAC-GA42 ダイスタワー クリア

従って、基本構造は「四角」が多い。
3Dプリンタはいきなり「立体」を作れるので、こうした形状の制約から逃れることが出来ます。
逆に3Dプリンタのデメリットは色が単色であること。
世の中には多色の3Dプリンタもあるのですが、ご家庭用ではちょっと購入の厳しいお値段です。
(大体お値段が一桁変わる)


そこで今は3Dプリンタでしかできない構造での設計中です。
第一弾はこんな感じ。

 
しかしこのFusion360、大学時代にちょこっとだけ3D-CAD(当時はSolidWorks)を触った人間からしても面白いように触れて気持ちいい。
もちろんコマンドの挙動や用語は調べますが、書籍や講座での勉強を行わなくてもやりたいことは大体できています。
でも、ふと立ち止まって、これが誰にでも出来るかと考えると、さすがにそんなことはないよなと。
やっぱり私がCADに向いてる気がしてきました。

 

いや、自慢じゃなくて、誰にでも得意・不得意はあって、どうもそれが自分の場合は3D-CADなんじゃねぇかって話です。
大学時代にCADをちょこっといじったと言いましたが、遡ればそれこそ幼稚園の時代に我が家にMSX2があり、幼稚園・小学校・中学校とBASICを触った記憶はあるのに、未だにプログラミングは出来ないわけです。

MSX 【HB-101】 レッド

もうこれはとことん向いてねぇんだろうなと。

 

しかしそれも結果論であって、もしかしたら自分が歴史を塗り替える天才的才能のあるジャンルがまだどこかに眠っているかもしれないわけです。
例えばダメな生徒の見本みたいに言われるのび太だって、ご存じの通り銃の名手なワケで、西部劇とは言わないでも見世物師でもなんでも、それで食っていける才能はあるわけですよね。

映画ドラえもん のび太の海底鬼岩城

そしてその得意ジャンルは学校の授業やテストで見つからないことも多いわけです。
それにしてもこの年になって自分の得意な物を見つけることがあるんだ、という新鮮な驚きがあったので、思わず書いてみました。

 

「この年」と言っても、例えば50歳から初めて70歳まで続ければそのジャンルでは20年選手ですからね。
オリンピックに行くわけでも無し、「この年だから」なんて制限は本当は無くって、やっぱり思ったときが始めるときなんですね。