ペンとサイコロ -pen and dice- BLOG

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シンガポール ボードゲーム紀行『その1. Games @ PI』

仕事でシンガポールに行ってきましたので、折角の機会ということで店舗にお邪魔してきました。

数は少ないのですが、前回のフォーマットに則って紹介させて頂きます。

 

まずは一店目、「Games @ PI」。

「π」の記号が目印です。

www.pi.com.sg

店内の様子

店内はボードゲームが6割、ウォーゲームが4割という感じ。

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ウォーゲームのエリアが大きいので当然こういう展示もされています。

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私がこっちには疎いのでよく分からないのですが・・・

 

ゲームの内訳

ゲームの内訳はドイツなど欧州系が6~7割、残りはアメリカという感じで、日本の個人制作は見かけませんでした。

日本のゲームはBakafireさんの「惨劇LoopeR」とピクテルのライセンス版「imagine」ぐらい。どちらもそれぞれカナダ、フランスのライセンスですね。

この比率は今まで見かけたことが無くて、台湾では欧州系6割、台湾2割、日本1割、その他1割という感じ。(あくまで感覚です)

アメリカだと欧州系はあっても、アメリカ製のシェアが非常に高い感覚です。

ドイツだとアメリカ製はほぼ見かけません。

ボードゲーム」と一言で言っても、結構地域差が出るもんです。

その意味でシンガポールは一番「色(特色)」の薄い印象です。

考えてみれば分かるんですが、欧米どちらからも離れたシンガポールでは、どちらを仕入れても流通コストは変わりません。

そしてアジアでは珍しい英語が公用語の国なので、翻訳コストは掛からず英語版を持ってくれば販売出来る。

これがシンガポールの独自性だと思います。

持ってくれば売れる、というのは小売りに取っては便利ですが、地元メーカーにとっては大変です。シンガポール出身のボードゲームを余り聞かないのもこの辺の事情があるように感じました。

 

プレイスペース

奥はプレイスペース・作業スペースになっており、平日夜でも結構盛況でした。

ただお店で用意しているボードゲームの種類はかなり少なめ(写真真ん中の白い棚一つ)。

持ち込みが多いのか、定番ばかりで遊ぶのか。

おそらく前者だと思いますが、確認するのを忘れていました。

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シンガポールのゲーム事情を聞いたのですが、「どのぐらい流行ってるの?」と聞いてもお互い「流行ってるかどうか」の基準がよく分からなくてフワフワした問答になってしまいました。

国の事情が違いすぎるとすりあわせる基準が無くて難しい。

彼は「毎日お客も来るし、流行ってるよ」と言うのですが、店舗数や面積を考えると台湾や香港に比べても流行ってない気がするんだよなぁ・・・

とりあえず「ボードゲームは高いけど、シンガポール人は給料高いから大丈夫!」という回答は頂きました。う~ん、微妙に話が噛み合ってないな。

まぁ、シンガポール人から見れば日本人は金が無いように見えるかもしれないけどさ。それが市場の拡大を制限してる理由でもないと思うのよ。

シンガポールの初任給は日本円だと40万円ぐらいあるそうです。物価もかなり高め)

ヒアリングしたのは店員の彼。

お気に入りは「ノッティンガムシェリフ」。ダウトゲームでしたっけ?

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店舗情報

電話 +65 6734 3858
住所 220 Orchard Road
#03-01 Midpoint Orchard
Level 3 Singapore 238852
営業時間 12:00〜22:00

それにしてもこのお店、シンガポールの目抜き通り「オーチャード・ロード」のど真ん中にあるんだから確かにすごいとは思います。

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観光案内所の斜め後ろぐらいに小さな看板がありますので、あらかじめ地図で確認しておかないと、ちょっと見つけるのは難しいかな、とは思います。

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シンガポールボードゲームショップと言えばここ」というぐらい老舗のお店だそうですが、元々のボードゲームからウォーゲームやTGCにも手を出して、今は上記のような状態だそう。

店舗にはもうTGCはほとんどありませんでしたが、看板はTGCメインになっていますね。

あんまり見たことが無いようなゲームも置いてましたので、英語ルールが気にならない方は見に行かれても楽しめるかと思います。