読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ペンとサイコロ -pen and dice- BLOG

ボードゲーム制作を行う「ペンとサイコロ」のブログです。公式サイトはこちら→http://penanddice.webcrow.jp/

自動運転は日本の景気を良くしてくれる

面白い記事があった。

信号機:歩行者守る 登下校集中時、青15秒延長/車が通らなければ常時青/「孫」の声で無理な横断防止:毎日新聞

 

頭のいい信号で事故が減る、という着眼点だけど、もう一歩進めれば

「歩行者も他の車も居なければずっと青の信号」

も作れるし、そうなれば「深夜なら信号に引っかからずに移動できる道路」も実現する。

_1070778 / psycho.mato

「時間によって移動速度が変わる」が周知されると、その時間を狙って移動する人も増える。

長期連休はその典型で、NEXCOも高速道路の渋滞状況を積極的に発信することでピークの渋滞緩和を狙っている。

自動運転と信号

自動運転技術にようやく車会社も本腰を入れ始めたようで、順調にいけば2020年に日産が本格的な自動運転車を発売する、らしい。

これを書いたのが2011年と2012年。

自動運転を阻む、心の壁 - ペンとサイコロ

自動運転技術の萌芽 - ペンとサイコロ

当時の車メーカーはどこも自動運転に及び腰で、昨今のニュースは隔世の感がある。

 

この自動運転と「頭の良い信号」が組み合わさったらどうなるか。

自動運転で旅行先をセットして、寝ている間に車が移動する。

寝ている間だからスピードゆっくりで良く、経済速度で移動できる。

普通なら長距離を一般道で移動しても燃費はそこまで向上しないが、深夜は信号で引っかからないなら燃費にも優しい。

※ここでいう「自動運転」は、レベル4の「完全自動運転」を想定しています。

http://www8.cao.go.jp/cstp/gaiyo/sip/keikaku/6_jidousoukou.pdf

 

 自動運転時代の旅行

かくして「寝ている間に目的地」という旅行が実現する。

寝ている間に移動するなら宿も必要ないし、朝から丸一日観光できる。

帰りも寝ている間に移動できるから、0泊2日での旅行が当たり前になる。

 

これってものすごいパラダイムシフトじゃないか。

 

旅行が増えて観光地の収益が増える上、自動運転で各自がゆっくり、分散して移動すれば渋滞も緩和される。

つまり観光客の増加に対して、インフラへの投資が少なくて済む。

観光でも買い物でも、基本的に消費金額は滞在時間に比例する。

滞在時間が長く取れるようになるなら、それだけ観光地に落ちるお金も大きくなる。


新島観光 / gabuken

 

もちろん反動はあって、寝ている間に移動されると道の駅やPA等での休憩が減り、そうした中間地点に落ちるお金は減少すると考えられる。

集客力を増し、エンターテインメント性をあげたSAは再び危機にさらされるだろう。


DSCN2565 / Tamago Moffle

 

自動運転時代の新産業 

こうした時代に新しい産業になると思われるのは「駐車場」

移動時間はそこまで厳密ではないから、移動前後に空き時間は発生する。

例えば朝の4時に観光地に着いてどうするか。

そうした際に時間を潰し、お風呂に入るようなちょっとした施設のニーズが高まると思われる。

「ホテルではないけど、ただの駐車場でもない」

今までに無い、その中間層の施設。

2025年辺りにはそんな施設が観光地の周りにポツ、ポツとできて話題になってたりしないだろうか?

というか、それに近いネタも3年ほど前に書いてあったりする。

長屋を作れば車が売れる・・・? - ペンとサイコロ

 

実際にカーシュアでも、車を借りて全く動かさずに、外出時の「事務所」として使用されることもあるらしい。

駐車場って、実はこれからもっと成長する可能性のある事業なんじゃないか。