ゲームマーケット2015秋は「CAMPFIRE」ブースにて出展します
ボドゲ関連の日本最大のイベント、「ゲームマーケット2015秋」ですが、
「ペンとサイコロ」は「CAMPFIRE」様ブースにお邪魔させて頂きます。
クラウドファンディングとボドゲ
クラウドファンディングとは、たくさんの人に出資(あるいは寄付)を募り、新しいプロジェクトを興す仕組みです。
その内容はアーティストのCD発売やコンサートの開催から、被災地の支援、企業の新規投資など、多岐に渡ります。(話題のギリシャの借金をクラウドファンディングで救ってやろう!なんて話もありました)
同人誌などの本に比べて制作費の掛かるボドゲはクラウドファンディングと相性が良く、世界最大手の「KickSterter」では今もたくさんのプロジェクトが実施されています。
「ペンとサイコロ」の「三千世界の烏を殺し、主と朝寝がしてみたい」は、クラウドファンディング日本最大手「CAMPFIRE」のプロジェクトとしてスタートしました。
そこで達成できたから、今に繋がっています。
達成できなければ商品化は行わず、ゲーム制作者にもならないつもりでした。
クラウドファンディングって、楽?
クラウドファンディングはアメリカではそれなりに大きな資金調達手段になりつつありますが、日本では今ひとつ流行っていないのが現状です。
そんな中、こんなツイートを発見しました。
みんな、クラウドファンディングって、どんな風に見てるんだろう? #nhk24
— Tomoaki Kageyama (@tkage) 2015, 7月 28
それに対する回答の一つがこれ。
@tkage 「カフェを始める為に5年間、地道に働いてお金を貯めました」って知人がいる一方で、「カフェ始める為に、クラウド~で2ヶ月に〇〇〇万の資金調達に成功!」って人達が最近出てきていて、何だかとっても心苦しく…。 本日の研究職の話題とは少し異なるケースですが…
— ひでG (@shu0803) 2015, 7月 28
これに対しては、更に
…自分で地道に働いて貯めたお金であれば、使い方はきっとより丁寧になるでしょうね。
— Tomoaki Kageyama (@tkage) 2015, 7月 28
という感想も。
実際、クラウドファンディングを「楽にお金を集める手段」程度に思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
クラウドファンディングはお金集める手段であると共に、その動きを通しての宣伝活動でもあります。
「宣伝」といっても、運営サイドが何かしてくれるわけではありません。
(もちろんサイトやメールマガジンなどで告知はして頂けますが、効果は限られます)
自らブログを書く、イベントに出る、テスト会を実施する、等々。
そうした活動の一つ一つで自分を信用してもらい、成果に繋げ、製品発売・店舗営業開始前に自分や製品のことを知ってもらえるのがメリットです。
「何年もコツコツ積み上げたから偉い」というのは分かりますが、クラウドファンディングの場合は「お客様(あるいはファン)の期待を背負ってスタートする」という別の責任が生まれます。
数ヶ月で資金調達できたから使い方が粗くなるわけはなく、資金の運用はその人がもともと持っている性質、能力でしょう。むしろスタート時点で様々な特典を届けなければいけないため、プロジェクト達成後もかなり多忙な日々が続きます。
先日「しのうじょう」の しの 様にお会いしたときも、「まだリワード(特典)が終わっていない」とバタバタされていました。
CAMPFIREとゲームマーケット
上にも書いたように、実際にプロジェクトが始まれば、クラウドファンディングの運営サイドができる事は限られます。
ではクラウドファンディングサイトはどこでも同じか?
「CAMPFIREとしての出展」はそれに対する一つの提案にならないかと、私としのうじょう様で提案させて頂きました。
今回、CAMPFIREブースでは、「アルハラシステムズ」様、「しのうじょう」様、そして「ペンとサイコロ」の3サークルの出展が確定しています。
この3サークルの共通点は「CAMPFIREでプロジェクトを達成したサークル」です。
クラウドファンディングではプロジェクト達成時に運営サイトが手数料を取りますが、この手数料の割合だけで比較されがちです。
今回の出展で、我々参加ブースだけでなく、「CAMPFIREというクラウドファンディングサイト」の特徴を打ち出し、目を向けて頂ければ面白いと思っています。
参加サークルのお誘い
CAMPFIRE様主催ということで、参加サークルはCAMPFIREでプロジェクトを実施したサークルに限られますが、3サークルのプロジェクトはすでに終了しています。
もし、ゲームマーケット秋の時点でプロジェクトが進行中(出資受付中)のサークル様があれば、ブースとしてもより盛り上がることでしょう。
開催まではまだ時間がありますから、今からプロジェクトの立ち上げも可能です。
ブースには試遊卓もありますから、テストプレイによる宣伝も可能。
どなたか、参加されるサークル様はいらっしゃいませんか?
私としてはゲームマーケット、CAMPFIRE様、ひいては日本のボドゲ業界が盛り上がれば面白いと考えていますので、ぜひ参加頂ければと思います。
どうにもCAMPFIRE様の宣伝臭くなりましたが、広告費などは一切頂いていません。念のため。
(もらっときゃよかったか・・・)