ペンとサイコロ -pen and dice- BLOG

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大人の、本気のチャンバラ

「いい大人が集まって、本気でチャンバラ」

というイベントに参加してきた。
場所は大阪城
前職の後輩が運営メンバーに参加しているということでお誘いを受けたんだが、
なかなか面白かったのでご紹介。

チャンバラで、戦する

運営団体はその名も「チャンバラ合戦 〜戦 IKUSA〜」
・リンク → チャンバラ合戦 〜戦 IKUSA〜
facebookページへのリンクなので未登録者は見られないんだっけ?
よく分かってないけど。
他には主催者のamebloページとmixiページしか見当たらないので、
どこが窓口かはしっかりした方が良いと思いますよ、個人的には。


正式名称は団体名と同じ「チャンバラ合戦 〜戦 IKUSA〜」みたい。
ルールは簡単で、ウレタン製?の刀でチャンバラをする、というシンプルな物。

左肩に付けた風船(両面テープで付けている)が取れると負け。
その日は朝の9時半に集合し、昼には解散。
参加費用はなんと300円
参加人数は40人以上
説明不要のシンプルさで、文字通り老若男女関係なく楽しめるのが面白い。
ちなみに最年少はうちの娘(四歳)。「負けると泣く」という最強武器で思い切り無双していました。

※大人も逃げるしかない、の図。

趣向を凝らした、ルール

「合戦」にも工夫を凝らしていて、いくつかルールを変えて順に闘うのでなかなか飽きない。
当日行ったのはこの三つ。

  • チーム戦(紅白戦)でのサバイバル
  • チーム戦だが、大将を決めての大将戦
  • バトルロイヤル


チーム戦は単純に戦って人数を減らしていき、ゼロになったら負け。
負けていくチームの最後の追い込まれ加減が凄い。
大将戦はチーム戦の「大将」を決めて、その大将を獲りにいく闘い。
こちらは明確に「攻撃」「防御」を分ける必要があるので、必然的に戦略が生まれて面白い。
個人的には一番好き。
でも一番早く死んで無聊を託つのもこれだったりする。

※木の上にいるのがこの時の「大将」
バトルロイヤルはそのまま。
ただ40人がいきなり闘うと混乱も甚だしいので、実際は間合いを取りながら緩やかな同盟が組まれたり、
精神的なバトルが面白かったりする。

面白い、が・・・

ということで色々と工夫もされていて、なかなか面白かった。
大した運動量じゃ無いと思っていたら、かなり動き回っていたみたいで数時間でヘトヘト。
たまたま隣でやっていたタイフェスティバルの屋台でメシを買って、さっさと食って帰ってきました。

しかもそれで翌日には筋肉痛になっているとか。
無意識の運動を舐めたらいかんね。
それだけ夢中になっていたということか。
(タダの運動不足という意見は置いといて)
で、褒めてばかりも面白くないのでここからは運営側への苦言をいくつか。
面白いし、もっと人数を増やしたいと言うからこそ、この辺はもっと改良の余地がある。

改善1:分かりやすく、負ける

「テープ+風船」は安い上に見えやすいが、落ちる基準が曖昧すぎる。
そして恐らく、着ている服の素材にも左右されてしまう。
数十人単位でのんびりやるから問題になっていないが、人数が増えて勝敗に拘る人が出ると
この曖昧な基準は揉める要因になる。


実際には動き回るだけで落ちる人がいるなど、「落ちやすい」のが問題に感じた。
的が大きく、安全なのは良いが、的である風船はそのままに、取り付けている「土台」を
工夫できないだろうか。
例えば風船を紙にくっつけ、その紙ごと「切り落とす」ような形にする。
具体的にはこんな感じ。

紙をループ状にして、二つのループで腕に巻く。(貼り付けても良い)
で、真ん中は逆方向のループ上にして、その上に風船を貼り付ける。
闘うときはこのループごと切り落とす。
ループの細さで強度は調節できるので、男性や腕の良い人は細く作る事で、定量的に「切れやすく」できる。
ハンデの調整もしやすくて良いのではないだろうか。
何より紙を使い捨てにすれば、ゴミは出るがコストはほとんどゼロで済む。

改善2:参加費用は、500円以上に

現在の参加費は、300円(継続参加者は200円)
これは安い。安すぎる。
恐らく主催者側の手弁当にもならないので、施設設備も発展しない。
低価格は参加者のメリットになるが、主催者側にお金が落ちないときちんと準備も出来ない。
現在の参加費用300円が500円になったところで、参加者の費用負担のイメージとしては
ほとんど変わらないだろう。


最低でも500円、できれば1000円ぐらいには値上げするべきだと思う。

改善3:水を売れ

大阪城公園は、結構広い。
自販機がどこにあるかも分からないし、買いに行くのも面倒くさい。
これからの開催場所が暑くなるにつれて、水分や塩分の補給はかなり重要になる。
それなら主催者が必要な物を売ったら良い。
自販機と同じ150円なら暴利でもないし、素人でも利益を出せる。
上の参加料と併せて、こういった物販でも利益を出す仕組みを考えていけば良い。
(実際、コンサートなどでは物販からの利益は非常に重要)

改善4:椅子を用意する

ゲームの仕組み的に、「死人」が多いので休む時間も多い。
だが、地べたに座ると人間は結構体力を消耗する。
小型の椅子なら500円ぐらいで購入できて、運搬もそれほど手間はかからない。
費用が取れれば、その利益をこういった周辺の環境整備に還元すれば良い。

改善5:毎週開催

これは難しいのだろうが、開催頻度を上げる。
毎週同じ場所で開催すると、「今日は行ってみようかな」と気軽に参加できるようになる。
月一回では、事前にスケジュールをしっかり確認しなければ参加できない。
定期的に開催することで、参加者も行きやすくなる。


参加費用を上げていれば、参加スタッフに多少なりとも還元できるので、
場合によってはバイトとして運営の人員を補充できるかもしれない。
定期的・継続的に組織を回すには、どこかでカネを回す仕組みを作っていかなければいけない。
参加者が40人・50人となれば、そろそろそういうことを考えても良いんじゃないかと感じた。


あとは主催側がスケジュールをみんなに見えやすいように掲示するとか、
だれが主催側か分かるようなタグなどを用意するとか。
まだまだ立ち上げ段階の団体というのは分かるので、どんどん改善していけば良いと思う。
総括としては、「楽しかった」
嫁と子供と三人で参加して、みんな楽しかった。
なかなか家族みんなで本気で楽しめる遊びというのもないと思う。
次回も都合が合えば、参加させて頂きます。
これを見られた近畿圏の皆様も、是非。


※本日の写真は、公式サイトの写真から転載させて頂きました。