レモンの売り方
どうもポッカレモンの売り上げが悪いそうで、そのテコ入れ策。
ポッカと言えば今年2月にサントリーから買収されたことでニュースに。
リンク → サッポロがポッカを買収へ 「弱者連合」と侮れない理由
ポッカのレモン事業は国内トップシェア、シェアは約7割とのこと。
参考までにレモンの出荷量は年約5000トンで、その66%は広島産だそうです。
トップシェアの戦い
ニッチトップNo.1の取る戦略は結構シンプル。
- 市場を拡大する
- 最後まで残って残存利益を取る
このどちらか。
例えばレコード。
レコード市場は、もはやアジアでレコードをプレスできる会社が一社だけというところまで縮小した。
その「アジア最後のレコード会社」が「東洋化成」
こうなるとあとは「いかに効率よくレコードを作るか」しか選択肢はない。
技術進歩に取り残された技術なので、今後多少のリバイバルはあっても規模が復活することはあり得ない。
(レコード人気が多少上がったところで、それを再生する装置やレコード針が追いつかない)
となるとマニアックな需要に応えるため、レコードを安く作れる環境だけを整えておけば、注文は必ず入ってくる。
ポッカの取る戦略
でもレモンは違う。
レモン自体が衰退する訳じゃないし、いま市場で十分使われているかというとまだまだ余地はある筈。
ここでポッカの取る戦略は、自社の「キレートレモン」を宣伝する必要はないということ。
ポッカは「レモン自身の需要」を掘り起こして広げれば良い。
市場の7割をポッカが持っているのなら、市場のパイを広げれば自然に自社の売り上げが増える。
「レモン市場」での自社の差別化を行う必要はないため、戦略が非常に打ちやすい。
その意味では、ポッカの今回のページはまだ「ポッカ色」が強い気がする。
もっと「レモン」を前面に出して、新しい使い方を提案したら良いと思う。
レモンの使い方と言えば
折角なので我が家のレモンの使い方をご紹介。
まず炭酸水を用意します。
とりあえずAmazonで見つかったのがこちら。
どんな会社のでも良いです。
最近は2lで80円とか、とにかく安いのが手に入るので、炭酸の強さと価格で選べば良いと思う。
炭酸水をコップに入れたら、レモンを10〜20滴ぐらい、お好みで振りかけます。
するとおいしいレモンジュースのできあがり。
基本炭酸水だけなので、糖分も何もないので非常にヘルシー。
しかも味はかなりしっかりしているので暑いときに飲むとかなりシャッキリできます。
レシピという程の物でもないけど、かなりお勧め。
混ぜなくてもそんなに味はばらつかないので、マドラーも不要。とにかく楽。
ということで気になった方はレモンをどうぞ。
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