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ペンとサイコロ -pen and dice- BLOG

ボードゲーム制作を行う「ペンとサイコロ」のブログです。公式サイトはこちら→http://penanddice.webcrow.jp/

torneが凄い

ゲーム

PlayStationNetwork、復旧おめでとうございます!
そしてそれに併せてtorneのバージョンアップ!
It's a SONY!(←意味不明)


というわけで話題はSONYPlayStation3用録画ユニット、torneについて。

torne (トルネ) (CECH-ZD1J)

torne (トルネ) (CECH-ZD1J)


参考まで、紹介記事はこちら。
リンク → やれることが多すぎ:有償アップデートも充実――「torne」オンラインアップデートver.3.00“リモート”を7月7日に実施

とりあえずtorneってなに?

torne超高速、軽快動作でグラフィカルな画面の地デジ録画チューナー
この「軽快動作」を見たことがない人は絶対プロモーションムービーを見た方がいい。
我が家はこの動作に惚れて、もっと高機能なレコーダーを全く使わなくなった。


1万円を切る価格でこの機能が実現、ということでものすごいインパクトのある商品なんだけど、
それができるのはほとんどの機能をPlayStation3に頼っているため。
PlayStation3はCellエンジンというCPUが・・・
まぁ、とにかく凄く頭がいい。
そのパワーを、地デジの番組表に本気で使ったら、こんな事になるよというのがtorne


逆にPlayStation3に依存できない部分の機能はばっさり切っているので、レコーダとしての基本機能は色々弱い。

  • チューナーは一つ
    • 録画中は裏番組が見られない、録画できない(追っかけ再生は可能)
  • 地デジチューナーのみ
    • BS/CS等が見られない
  • 権利保護は異常にしっかり
    • 接続したPlayStation3でしか再生できない
    • 外付け機器へのコピーも不可能

我が家で先日PlayStation3がぶっ壊れて修理したが、これで以前の録画データは全部見られなくなった。
録画は外付けHDDにしていたのでデータは生きていたが、PlayStation3との認証ができなくなった。
この辺、異常な権利保護は何とかしてもらいたい。
好きなテレビのデータが死んで、嫁と子供がどれだけ悲しんだか・・・


ということで、「地上波が取れればいいや」という人には最適なレコーダ。
外付けHDDにも対応しているので、500GBも繋げば容量はまず問題ないと思う。
(最近のPlayStation3は本体容量も大きいので、これで賄える人はそれでもOK)

今回のアップデートとtorneの方向性

おおざっぱにまとめると、今回のtorneのバージョンアップの方向性は三つ

  1. 連携強化
  2. 有料化
  3. 機能拡張

これが新しいtorneの方向性を示している

連携強化


Sintonizzatore TV per PSP / Tanzen80

  • 操作
    • レコーダと連携し、torneで予約し、レコーダで録画が可能に。


「外で気軽に見たい」「裏番組が取れない」という不満を解消・強化。
家に機器があれば、そのターミナルとしてtorne(+PlayStation3)を使えるようになった。

有料化

上の連携や、スキン(デザイン)などを有料配信。

機能拡張

再生機能の強化など

アップデートから見えるtornePlayStation3の方向性

このアップデート自体もすごいが、そこから見えるtornePlayStation3の方向性が興味深い。
torne自体は結構SONYの中では「スキマ」になる。
ゲームとレコーダ(家電黒物)は別事業部なので、安いレコーダをゲームの付属品として出すのは、レコーダ部門はやって欲しくない。
しかし「ALL SONY」で良い物を作ったことで、torneはヒットした。
torne開発には家電事業部の開発も関わったそう)
機能を絞ったのも、「安く作る」という目的の他に、
「あんまり高機能にして、レコーダの売り上げに響いたら困る」という社内事情があったことは想像に難くない。
あえて「オモチャ」にさせられたということ。

DSC_2444 / matsubokkuri


しかし、この「オモチャ」が売れたことで大きく方向性が変わったように見える。
SCEの平井さんがSONY本体の副社長になったことも大きいかもしれない)
torneがレコーダを制御する、ということは
「リビングの中心にPlayStation3がいて、それが家電をコントロールする」
というシステムの一部としてtorneがいる、と考えられる。


これは有料化とも繋がる。
torneはハードだが、今後の新しい機器や規格には、ソフトの有料配信で収益とできる。
つまりゲームと同じ様な「ソフト産業」torne事業」として考える、ということ。


結論としては、torneSONYとして初めて「リビングプラットフォーム事業」として成功したんじゃないかと思う。
リビングプラットフォームはテレビからアクトビラ任天堂Wii 茶の間」AppleApple TV」と各社が参入して、ほとんどが失敗している。
SONYアクトビラ陣営に参加しているが、あれが成功したとは訊かない。
有料配信は映画やアニメ、というのが配信側のイメージだったが、torne「コントローラ」「デザイン」を商品として発売した。


「コントローラを商品化する」というのは実は今日発表された「萌家電」とそのまま繋がる。
リンク → ソニーCSL、スマートフォン用「萌家電」アプリを秋公開
「萌え家電を作ったらいいじゃ無いか」はオレがかねてから提案していたこと。
これが成功して、世界に配信されていくなら、そのソフト+ハード産業はかなり海外勢が追いつきにくい領域になる。
これはなかなか将来性がある、と思うんだけどどうだろう。
とりあえずtorne、今ならPlayStation3とのセットで安くなっているのでオススメです!
[asin:B0054O11E6:detail]
(宣伝っぽいけどただのtorneファンです。SONYの社員でも何でもありませんのであしからず)


追記:
なんかホットエントリー記事でも同じ結論のやつがあるな。
やっぱりI/F大事。
・リンク → Apple と日本の家電メーカーのデザインの違いを考える − teruyastarはかく語りき