今年の夏を乗り切る、結構具体的な節電のアイデア
節電が話題、ということで節電のアイデアについて。
節電が話題なのは良いことで、原発がどうこうがきっかけだとしても過剰な品質を見直すいい機会になると思う。
ところで今回の節電は、実際には節電でなく、「ピックカット」「ピークシフト」が一番の中心。
つまり「真夏の天気の良い日の昼の節電」が中心。
発電や蓄電が話題になる中、数ある発電方法の中でも太陽光に一番注目が集まるのは補助金があるからとか政策的な面だけでなく、
「太陽光は一番ピークカットが必要な時間(真夏の真昼)に一番発電するから」というポイントもある。
つまり今回の節電需要に最も適しているということ。
またタイミング的にも日本の工場が立ち上がり、大量供給が可能なタイミングというのもある。
ではその条件を満たすそのほかの節電対策について、一つ提案してみる。
日本産のハイテク素材で、ピークシフト
まず材料の大量供給が可能、品質も安定している。
かつ供給元が日本メーカというピークカット方法がある。
そんな節電方法。
それは「光ファイバ照明」。
外壁や天井に光ファイバを置いて、その光を建屋内に引っ張り照明にする、というもの。
Light sculpture / greyloch
一般的な照明での室内環境が500〜2,000lx(ルクス)、
それに比べ太陽光は昼間なら晴天時50,000〜100,000lx、曇天時でも10,000lxと比較にならない。
つまり外の光の一部でもファイバで引っ張ってこられれば建屋内の照明をカットしても十分明るいということ。
光ファイバ照明が普及していないわけ
光ファイバを照明として使うアイデアは大昔からあるが、ほぼ全く普及していない。
その問題点は二つ。
価格
まず価格。
光ファイバの価格ではなく、施工工事費用が高い。
外壁に穴を開けると防水のやり直しとかで大変な工事になるし、既存配線が無いので
壁を通す配管を新規に作る必要性がある。
I can drill! / ikeX
じゃ、やっぱり光ファイバ照明は不要なのか?
ではファイバ照明は全くやる意味がないのか?
光ファイバを照明にする一番のメリットは、「電力を使用しないこと」。
光を中に入れているだけなので、停電時にも明るい。
また夏場の真昼ほど明るいので、ピークシフトが必要なタイミングで照明の電力をカットできる。
都市では土地が貴重なので、建物は上下に延びる。
この結果、ビルの中心や地下では、いつでも照明を焚き続けなければならない。
「外と同じような明るさの変化」とすれば多少明るさにふらつきがあっても慣れると思う。
というか、実際品川駅構内があれだけ暗くなってもみんな普通に慣れてしまう訳で、
結局、日本人の「高い品質」というのは「そうしなきゃ文句を言われると思い込んでいた」というだけなんだよな、と思う。
別に制御すれば明るさをある程度一定にはできるだろうし、実際に導入するならある程度制御を入れるだろうが、
明るさなんて不安定な物で、それを100%一定に保とうとするのがおかしい。
ちなみにそんなことをやっている会社は無いのか?
調べてみたらやっぱり合った。
自分で勝手に調べて紹介するので、アフィリエイトとかはありません。
興味のある人はのぞいてみてください。
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