ペンとサイコロ -pen and dice- BLOG

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LaQが面白い

友人宅ではじめてやった「LaQ(ラキュー)」が面白い!
思わずセット(1万円ぐらいする)を買ってしまった・・・
それにしてもこのLaQ、調べるとなかなか面白いかも。

LaQとは?

簡単に言うと「3次元の作れるレゴ」
「レゴ的なもの」の派生が様々生まれる中で、

  • 単純なものの組み合わせで何かを作れる
  • レゴより自由に形を作れる

という原点を守って「レゴを越えた」と思ったのはこれが初めてじゃないかな。
本家のレゴがシンプルから複雑化しすぎる中で、これは面白い。


詳しくは本家「ヨシリツ株式会社」の「LaQサイト」を参照。

その魅力

その魅力はシンプルで、「90°」「120°」という立体を作るためのパールがあること。
それにより立体を簡単に作れるようになっている。
レゴと違って立体が「板」で作れる上に、しっかりしているので子供でも
立体を作って振り回せるのが特徴。
(レゴは立体を作るにはかなりしっかり作らないといけないので、子供では難しい)


簡単に言えば「リアル パネキット」だ。

販売戦略

面白いのはこの会社の販売戦略。
元々お店で自由に触れるようなサンプルを見たことはあったし、それに力を入れているのは知っていたが
やっぱりなかなか良さが分からない。
正直、今回友人宅で触るまで「難しいから、うちの子供にはまだ辞めておこう」思っていた。
それが、作ってみると意外に簡単にできる。
つまり、この商品は「一度目的を持って作ってみると分かる」という体験型商品、ということだ。


そう考えてLaQサイトを見ると、「イベントスケジュール」「サンプルギャラリー」が充実していることが分かる。
つまり「触る機会」「作る見本」を充実させていると言うこと。すばらしい。


もう一歩踏み込みと、「イベントスケジュール」の場所がちょっと変わっていることに気づく。

「大阪」「横浜」「東京」ではなく、もう少し小規模な都市をあえて狙っている。
殆どのところで「平面モデルを作ろう」と体験型イベントを開催している。
これは出展コストの問題では無く、集客人数の問題もある気がする。
時間をじっくりかけるにはある程度人数が絞られる方が望ましい。
そうして本当に「ファン」になる人をじっくり育てていく、というスタンスなんじゃ無いか。

おもちゃビジネス

おもちゃの中でも、LaQのような単純なブロックタイプは普遍性が高く、
大人になっても客層が付く可能性がある。
また乗り換えコストが高いので、子供にも同じものを与える親も多いと思われる。
ここで言う「乗り換えコスト」は購入費だけで無く、使い方を覚える習熟コストも含む。
レゴが世界を制して、なかなか乗り換えられないのはその圧倒的なブランドとシェアにあると思う。


そんな環境では、良い商品があれば売れる訳じゃ無い。
LaQは市場や競合の状況をよく分かった上で、しっかりファンを増やす戦略なんだと思う。
まぁ、個人的にはもっと広がって欲しいけど。
(特に海外。でも中国ですぐに出てくるパチモンに対抗できる会社規模でも無いのか・・・?)
知らなかったけど奈良の会社なんだねぇ。
頑張って欲しいものです。
とりあえずでっかいの(1万円ぐらい)を購入したんで、親子共々遊んでみます。


あと、基本パーツしか無いので購入後の展開が難しいのも会社としてはおそらく課題。
「LaQで作る何々〜」という本を充実させようとしているのが分かる。
また、遊ぶ側としてもそういう指針がないと難しいのも確か。
課題はその辺の仕組みかな。
ある程度大きいものを作る前提なら、6つの円や球はは基本形状になる。
その辺を「LaQの基本ユニット」みたいな形で作るルールみたいにしてしまった方がいいかな。
それでこそ「教室」をやる意味が出てくる訳だし。


LaQ フリースタイルパステル

LaQ フリースタイルパステル