ペンとサイコロ -pen and dice- BLOG

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東京の広告

東京に行ってきた

東京で電車に乗ると、いつも広告に感心する。
お茶、不動産、博物館、ホテルと多彩な広告があって、しかもレベルが高い。
今はまだマシだけど、一時の関西の電車広告は消費者金融、弁護士事務所(過払い請求)、パチンコ、それに鉄道の系列会社で軽く半分以上を占めていた。
(今だってかなりの量なので、関西に来たら見てみたらいい)
おそらく東京にいると分からないけど、首都圏に日本の広告費の半分が落ちているというのは実感としては良くわかる。


すごいのはタイポグラフィもそう。
道案内から広告まで、金がかかっているんだから質も高い。
なぜこのフォントなのか、なぜこのサイズなのかを一々考えるとすごく参考になる。


日本人は自分の国に自信が無い、というエントリーが話題になっていたけど、例えばこのデザイン技術については確実に世界トップレベルだろう。
日本はアメリカとは違う。このデザインを、今発展中の新興国に売るのに実はとても適していると思う。

日本の広告の技術を新興国に売れ!

そう思う一番の理由は、日本が英語圏では無い」ということ。
欧米に行くと、まず英語で説明することが第一になる。
もちろん英語の苦手な移民のためにピクト(アイコン)もあるが、まず日本語で説明する日本とは事情が違う。
このために海外の人に対してはピクトの重要性がより増すし、外国語をいかに狭い案内板に入れ込むのかというデザインに慣れている。


翻って新興国はどうか。
今注目の新興国といえば東アジア、南米、ロシア等、どこも非英語圏
こんな所からも自国のノウハウってあるんじゃないかと思う。


面白かったのは、テレビでの東京電力社長の言葉。
原発を海外に売る、という話の中で
「我々は原発を立てる際は地道に地元を説得してきた。その苦労を話すと各国の担当者の目が輝く。それを見て、『我々のやってきた事ってノウハウなんだ』と実感した」
書き起こしではないので正しくないかもしれないが、大意はあってるはず。
要は当たり前と思っている事もノウハウなんですよ、ってこと。


日々の仕事・家事・育児。当たり前にこなしているけど他の人から見たら結構すごいことって、実はたくさんあると思う。
そんなノウハウをみんなで共有できれば、もっと過ごしやすく、便利になる気はする。