ペンとサイコロ -pen and dice- BLOG

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<4>年功序列を無くす



年功序列というのは20年働いてさえいればその間何があっても給料が高いと言うこと。
そんなのはおかしくないか?
前にも書いたけど、たくさん働いた人への感謝という意味では
働いた分に応じたポイント配分であるとか、昇給はあって良いと思う。
でも、逆に単純にだらだら居ただけの人に対して給料が高いのは納得しかねるし、
場合によっては減給するのも当たり前ではないのか。


ただ、言っておきたいのは年功序列の反対語は成果主義ではないと言うこと。
職人技が重要な場所では年功序列に近い給与体系が適切な場合もあるだろうし、
成果ではかりにくい人事・総務とかの部署なら経験に応じた給料もあり得ると思う。


成果主義は評価項目の一部として使われるのが適切なんじゃないかな、と思う。
もちろん成果主義ベースで給与計算しても良いだろうが、
そういう会社で長いこと居るのは厳しいと年を追うごとに感じていくだろうから、
人材の流動化リスクを勘案して導入する必要があると思う。


要は評価とか給与体系ってのは単純じゃないよ、ということになるのかな。
労働組合との兼ね合いとか、特に大手では大変だろうからなかなか自由に給与体系をいじれないのかもしれないけど、
渡せる物なら稼いでくれている若いモンにたくさん給料を与えてほしい。
それが当たり前なら将来に備えて貯蓄もするだろうし、大きな買い物もやりやすくなる。
(早めに返済できるなら長期のローンにならないので返済リスクも低くなる。住宅ローンを課す側の銀行筋にとっても良いのでは?)
実際ケーズデンキって勤務体系(シフトとかって意味か?)が60種類ぐらいあるらしい。
2時間出て半休して又夕方入る、とか。
子供の面倒見るとかもあるだろうし、そのぐらい自由度があっても良いんだろうね。


まぁ、転職がこれだけ当たり前になっているこのご時世では
下手に金を出すと貰うだけ貰って逃げられるということもあるんだろうけど・・・