ペンとサイコロ -pen and dice- BLOG

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2兆円あったら何に使う?

よくあるのは「宝くじで一億円当たったらどうするよ?」って話ですが、
リアルに2兆円を全国民にばらまこうって話が現実になろうとしています。


これって例えば、戦場で色んな負傷者がいるのに金が少ししかないって時に
「みんなに平等に絆創膏配ります」ってのと同じじゃないか?
平時にみんなに配るのならそれでもいいのかもしれないが、今は緊急時で重傷者もいる。
そんなときには軽傷者は「ツバでもつけとけ!」と一喝して
重傷者に包帯や輸血などでしっかりケアする重み付けが大事なんじゃないだろうか。


簡単な話じゃないのはわかるけど、(不謹慎にも)折角の大不況。
問題点を整理して一気に解決できる良いタイミングなんじゃないでしょうか。


まずセーフティネット
正規雇用非正規雇用の断絶を改訂して、中間的な緩やかな雇用を創出していかないと
いけないがそれはまだ先の話。
まずは失業者が安心して食える環境作りの創出が緊急で必要。
次に再雇用に向けた仕組み作り
この二つをつなげる仕組みとして
「失業保険のように給与が支給される再雇用向け就職支援プログラム」を
やろうという話がテレビで取り上げられている。これは是非やればよいと思う。
で、もう一つ問題だと思うのが
大学全入による教育レベルの低下、大学の公益法人化に伴う新規財源創出、少子化による大学生の減少。
大学に勉強しに行ってるやつなんてほとんど見かけないしね。(自分が筆頭ですが)


これらをまとめて解決する案を一つ。


「大学における大学・生徒双方に補助金の出る『実践』授業システム」
大学内で、より実践的な授業を行います。
(行う・行わないは大学側の任意。それを卒業単位にカウントするかも大学の任意)
授業は就職後も役に立つレベルであることが必要で、大学生だけでなく失業者も受けることができる。
授業への出席ではコマあたり1000円程度(足代)、
必要な授業・試験をパスし認定されればその単位とともに補助金(数万〜数十万)が支給されるという仕組み。
(失業者向けには前借り制度も用意)
例えば大学の講義として「構造力学I/II」「塑性力学」「情報処理実習」「機械設計」あたりを理解していないと、
お金の出る「実践」授業である「実践CAE(コンピュータ実験)実習」
とてもクリアできないというように、大学の講義と組み合わせれば教育のレベルアップの一環としても十分に使えるんじゃないだろうか。
大学で、としたけどもちろん認定を受ければ私的な機関でも実施は可能。


このメリットをまとめると、

  1. 国のメリット

教育システムを導入する上でのシステム構築、運営費用を外部委託できる。
CADや工作器具など、初期投資が高く運用の難しいシステムに対しても、大学であれば
各自の研究のためという転用が効き、導入が容易。

  1. 大学のメリット

通常の授業以外での収入源を確保できる。
大学の先端研究では企業メリットにつながらない研究もあり、そのような場合の研究経費確保が現状困難。
教育に力を注ぐことで副収入源となるだけでなく、そのためのインフラとしての設備購入も行える。
また大学生のレベルアップにもつなげられる。
積極的に単位に組み込めば「稼げる大学」としての勧誘や、企業への就職に向けて「使える学生」としてのアピールも可能に。

  1. 失業者のメリット

失業期間中に教育を受けつつ給付を受けることができるようになる。
実践的な授業で再就職に役立つ上、試験に落ちれば交付も停止されるためより真剣に学ぶようになる。


と三方一両得。
普通に考えたらこれだけのシステムを実施しようと思うと大量の資金が必要だけど、
二兆もあれば・・・ねぇ?