ペンとサイコロ -pen and dice- BLOG

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インターネットを[第二の南極]にできんもんかね

いまだにYouTubeがなんで処罰されないのか不思議でならない。
ニコニコ動画は色々あってJASRACにお金を払うことになったんでしょ?
第一著作権物があるったってニコニコで見るものって二次創作品が多いから
直接的にCDやらDVDの販売にダメージあるわけじゃないだろうし。
YouTubeなんて「モロ」だからねぇ。
なんで捕まえられないのか。
場を提供しているだけだから?
だったらなんで日本で「画像ちゃんねる」管理人は捕まったんだ?
大きいから許されるってのは本来逆だろ?って思うんだか、いまだに納得いかない。
教えて、エロい人。


とまぁ、そんな疑問がきっかけなんだけど、
今の世界の基準では、「どこのサーバにデータがあるか」がどの国の法律で裁くかの基準になるらしい。
もちろんアップする本人がどこにいるかもポイントにはなるんだけども。
とにかくそんなことを言っていると、日本では著作権の問題で検索エンジンの研究すら出来ないとか、
わけの分からない議論が出てくるわけだ。


そこで思ったんだけど、ネット上のデータに関しては国際的に特定の基準で規制をかけられないんだろうか。
フィッシング詐欺であるとか、ワンクリック詐欺であるとかもサーバがどこにあるかで捜査がし難い部分があるとかも聞く。
ユーザの感覚としてはネットというのは世界が繋がった一つの塊であるんだから、
法律もそうやって世界的に「ネット法」を定めていく動きは出来ないんだろうか。


ネットじゃないけど南極ってそれが成り立っている珍しい場所だよね。
南極条約によって個別の国が領土を主張しない・・・ってあれ?
南極条約 - Wikipedia
↑によると「セクター主義に基づく領域の主張は、条約上は、否定も肯定もされているわけではない」え、そうなの?
まぁ、いいや。
とにかく実効的にどの国も領土権を主張できていないわけで、
ネットではどの国のものという考え方ではなく、共通の規定で持って権利を主張し、犯罪を裁けるようにしていったらいいと思うんだけどどうでしょう。


多分実際には

  • レーティング(アダルト・犯罪的なデータに関する年齢規制)
  • 宗教規定ムハンマドの肖像はある国では閲覧不可、など)
  • 国別規定(中国に対する批判は中国で閲覧不可、女王に対する批判はイギリスで閲覧不可、等)

あたりの基準を設けていくことになると思うんだけど。
出来ないのかな?やったらいいと思うんだけどな。