ペンとサイコロ -pen and dice- BLOG

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「ネット+高校生=規制」という凝り固まった方向性に対する批判

Gigazineで「青少年インターネット規制法案」についての記事が書かれています。
この規制により日本のネット業界がいかに壊滅的打撃を受けるか、よく確認されるのが良いと思います「が」
正直この記事を読んだところで高市早苗議員をはじめとする「分からんちん」議員たちには
「ネット業界が死んだところでオレらの若いころは無くてもやれたんだしいいじゃないか」
で終わるんじゃないでしょうか。
いや、マジで。
この世代間、業種間のデジタルデバイドはかなり深刻な問題だと思います。


この考えで非常に気になるのが「教育現場」
今から15年ぐらい前には中学の技術科の授業(あるいは教師の個人的趣味?)でBASIC言語をいじって、
大学ではCADの授業を受けた記憶があるんですが、じゃ今の高校ではVBなりC言語の授業ってのがあるんでしょうか?
勉強不足で知らないだけならごめんなさい。
でも世の中を見回す限りまだプログラムを書ける人ってのはまだまだ少数派だ、という気がします。
それでもまだ危機感が現場、というか政治家たちからほとんど感じられない。


つまりは「ネット社会」というのは自分の生活の一部にすでにあって、
ネット広告やサイト関連ビジネスに限らず、通常の製造・販売・配達業務のバックボーンもすでにIT化している現状を考えれば、
「電気・水道・ガス・IT」という「インフラ」であるという認識があるんでしょうか。
今の生活にとって、「ネット」は「電話」「FAX」以上の重要なインフラであり・産業です。
しかもその基幹機器であるルータはシスコ等、OSはマイクロソフト、検索はGoogle
アメリカ勢に首根っこをつかまれた状態です。
「ものづくり大国」を標榜しつつも、ことネット・ITにおいては日本の存在価値は限りなく「ゼロ」です。
アメリカさんが「日本へのIT関連機器輸出禁止」なんてことを一言言ったなら、
日本の産業は丸々吹っ飛びます。


・・・とまぁ、こんなこと言わずもがなの「常識」かな、と今まで言っていませんでしたが、
もしかしたら「分からんちん」議員たちはこんな認識もまさか持っていないんでは?
とちょっと空恐ろしくなったので書いてみました。


最近のネット規制の話はどうも議論がかみ合っていないように見受けられるんですが、
その理由は前提とする「ネットの重要性」という定義づけがかなり根本的な部分でズレているんではないか?
という気がします。
双方の関係者が話しをする前に「認識のすりあわせ会議」あるいは「勉強会」から始めたほうがいいんじゃないでしょうか。
これで「そんなもんはいらん」とでも議員さんが言おうものなら、完全な思考停止です。
そんな人間は絶対に政治家をやめるべき。
これは誹謗・中傷ではなく、現状からの「批判」です。
出来ればそんな議員さんから「反論」が欲しいけど、こんなところ見るような人なら問題ないしなぁ・・・
難しいところです。