ペンとサイコロ -pen and dice- BLOG

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小中学校で教えるべきことは「論理力」では?

今の日本人に足りないのは「ビジョン」だと思います。
国への不満として一番多いのは「何がしたいのか分からない」。
個別に言いたいことは分かるけど、その方針というか、根幹に何があるか、「背骨」が見えない。
こういうのは政治家個人の問題じゃなく、日本人全体が苦手としていることだと思います。
じゃ、なぜ苦手か。
それはやはり教えられたことが無いからでしょう。


「これこれの理由で、これが大事だと思う」
「そのためにはこれをやらなければいけない」
「それには何年かかるが、何年後にはこうなる」
という論理がちゃんと展開されれば良いのに、それが無いからみんな不安になる。
何故か。
これの根は深くて

  • 話す側(政治家・企業なら社長)が訓練されていないから話せない
  • 受け取る庶民・社員も訓練されていないから何を言われているか分からない
  • だから短期的・短絡的な目標や計画が乱発されて、朝令暮改がまかり通る

という悪循環じゃないでしょうか。


こういう問題は教育から変えないと意味が無いと思う。
やるなら小学校高学年以上ぐらいなら受け入れられるんじゃないだろうか。
別に授業として1時間を取らなくても、そういう「教えなければいけないこと」を入れる科目を
特別に一枠設ければ良いんじゃないだろうか。
「特別授業」のような格好で、
そこでは「論理」「倫理」「税金」「経済」「勉強の仕方」「記憶法」・・・
とにかく「人として役に立ちそうなこと」を教えていってやればいいんじゃないか。


・・・ってまじめに思うんだけど誰に対してどうやって議論していけばいいのかねぇ・・・