ペンとサイコロ -pen and dice- BLOG

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禁煙法時代

健康増進法によりデパートなどでの喫煙が禁止され、気がつくとタクシーでの喫煙も防止されて
今度は人の集まるところ、パチンコ屋でも喫煙が禁止されるそうです。
自分はタバコを吸わないし、むしろ嫌煙派なので関係ありませんが
そんな人間から見ていてもタバコを撤廃しようとありとあらゆる方法で規制をかけに行っているのは良く分かります。
思ったんですが、自分の子供が大きくなるころには
人がタバコをすっている場面を見ることというのは街中ではものすごくまれなことになるんじゃないでしょうか。


アメリカで昔「禁酒法時代」といわれる時代があり、酒の販売、飲酒が罪とされました。
しかし「酒は飲みたい」というニーズが強くあったためそれが結局地下にもぐっただけの形となり、
マフィアの重要な資金源となってしまいました。
それに対して日本の禁煙政策はなかなか巧妙に見えます。


タバコの販売も喫煙も禁止はされていないけども、
タバコの販売箇所は減り、購入自体も次第に難しくなっていく。(タスポの導入)
喫煙は禁止されてはいないけど、喫煙箇所を徐々に減らしていく。
最終的に「人目のあるところでの喫煙禁止」「タバコのポイ捨てに関する罰金刑」あたりが最終形じゃないでしょうか。
子供たちは喫煙を身近に感じることが出来ず、今で言うシンナーを吸うぐらいのものすごいハードルをもって
最初喫煙に向かうことになるんじゃないでしょうか。
実際喫煙や飲酒は生活習慣なので、そのきっかけと依存度は普及に対しての重要なパラメータです。
タバコを撤廃していくに当たってはそのインフラと印象を操作していくことが最重要であるわけで、
その点においては非常に今のところ(ギリギリのラインではあるでしょうか)うまくやっているんじゃないかと思います。


ちなみに悪い例では香港で90年代に起こった「タバコ税暴動」があります。
これは政府当局がタバコ税を一気に倍にしたため暴動が起こったもの。
民意を得られない規制は暴動や政治不信を招きますが、医療や保険は上手くなっていないにもかかわらず
タバコに関してはなかなか上手く操作が出来ていると思います。


問題はこのタバコに関する感覚が欧米と日本、中国等で全く違うこと。
今後はその辺のすり合わせも世界的に重要になっていくんだろうね。