ペンとサイコロ -pen and dice- BLOG

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名作が迷作に?AKIRAがついに実写映画化

危険な匂いがぷんぷんします。
varietyjapan.com
名作、「AKIRA」がハリウッドで実写映画化。

う〜ん、どうコメントしたらいいのか。
何はともあれ、『ブレード・ランナー』と『シティ・オブ・ゴッド』ではなく、
AKIRAっぽい映画にしてくれ、としか・・・


ちなみにAKIRAの実写映画化権は過去にも権利を動かしたことがあり、
そのときは実際には映画化されなかったそう。
ちょっと前のトランスフォーマー、現在製作中のドラゴンボールに加え今回はAKIRA
日本の名作アニメを持っていって実写映画化するというのはそれだけ日本の原作の価値が認められていると言うことと、
日本にはそれを映画化する金を出す人がいないという悲しい現実なんでしょうね。


とまぁ、今まではアメリカに原作が踏みにじられるのを悲しく見ていたけど、
よく考えたら日本人で「AKIRA」を実写映画化できる勇気のある人っていないんじゃないかな。
例えばナウシカの実写を取ります」って誰か言える?多分いえないと思う。
AKIRAも実際、元のアニメの完成度の高さをみんな知っているから、あれを実写にしたらいいとかは誰も思わないんじゃないか。
結局日本ではアニメの良さを認めているけど、海外では認めていないってことか?
ん〜・・・


ということで、日本でもっと「良い」アニメが増えていってほしいな、とこのニュースを聞いて思ってしまった。
そういう意味で宮崎アニメって本当すごいと思うわ。
新しい技術や表現が都度入っていると思うし、何度見ても飽きない。
個人的には攻殻機動隊とかも大好きだし、妙な「萌え」なんて言葉で囲えるようなものじゃなく、
本当にいい作品でアニメというジャンルを増やしていってほしいな、と思った。
そうすりゃ本当に良質な作品が日本からも出るだろうし。
今の邦画はコストがかけられないから、どうしてもスポンサーの稼げる「三丁目の夕日」とかでないと
しっかりと金をかけた映画の取れない体質だからね。
そういうところからでもしっかりと改変していただければいいな、と思う。