ペンとサイコロ -pen and dice- BLOG

ボードゲーム・3Dプリント作品・3DCG制作を行う「ペンとサイコロ」のブログです。公式サイトはこちら→http://penanddice.webcrow.jp/

常識でおかしいと思うものは、おかしい。

結局ややこしく考える前に、最初に自分の常識について考えるべきなのか。
最近のブログや記事で面白いと思ったもの二点。


一つ目:http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/e3b44ae168cda176cb937bf809bfe8ec
二つ目:道路について徹底的に議論せよ:日経ビジネスオンライン
どちらも最近のニュースで「なんかよくわかんねぇなぁ」と思っていたもの。
この記事を読んですっきりした。


まずB-CAS問題
世界が著作権の形を新しく考えようとしている中で、
日本だけ著作権団体(著作権者ではない)がぎゃあぎゃあ騒いで
メーカががんじがらめになってろくな商品が出せないでいる。
そんな中でAppleが圧倒的なカリスマを持つJobs閣下も元、
世界の音楽・映像コンテンツを一手に扱う情報ターミナルへと進化しようとしている。
今つまらないことで騒いでいる著作権団体の元、日本のコンテンツ会社・メーカ・IT産業がまとめて沈没させられそうになっている。
なんでこんなことになっているのか。
そもそもNHKとかJASRACってなんなの?国の下の官庁なの?
そんな良く分からない仕組みの一端を垣間見ることが出来る記事。


次に特定財源
なんでそんなものがあるんだ?とずっと疑問だったんだけど、
やっぱりそもそもは「そんなものがあっていいのか」「憲法違反だ」という議論までやって作られたものらしい。
なんか自衛隊に似てるな。
で、一回作るとそれが既成事実化してどんどん大きくなっていく。
あれは国力が無い時代の緊急回避策だ、と田中角栄が存命だったら叫んでるんだろうけど
やっぱり今の状態はそもそもの成り立ちからしておかしい、ということ。
つまり「環境対策がどうこう」じゃなく、
「特別財源って物を全部取っ払っていきましょう」と言う議論をしなければいけない。
しなければいけないのに、一方は「環境対策」、一方は「景気対策」を論点にするから一向に話が見えてこない。
あること自体がおかしいんだからやめろよ。


結局日本の規制が多すぎる、とか国の体制が古い、ってのはこういうことの積み重ねなんだなと実感。
やっぱり勉強は大切なんだな、と実感しました。
特定財源なんて本当生まれる全然前の話しだし。
じゃ、それをどうやって廃止していけばいいのか。それを出来る政治家が本当にヒーローなんだろうね。
その人になら票も入れるし、政治献金でも(微力ながら)してやるよ、って思うけど。
ってかそんな人がずっと出てこないなら、この沈む船(日本)から脱出しないといけないし。