ペンとサイコロ -pen and dice- BLOG

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明治維新の時期においては「日本語カタカナ化」がかなり真剣に議論されたそうだ。

現在でも正式には動植物の名前はカタカナで表記することが法律で決められているがこれはその名残。
なんで「ヘクソカズラ」なんて書くのか。
「屁糞葛」と書けば「屁や糞かと勘違いするような臭い葛」の名前であることが一目で分かるのに。
んでもって高校入試、大学入試ではなぜか難読の動植物名をみんなで勉強して、
「『女郎花』は『おみなえし』って読むんだぜ」
ってなことを若者が自慢しあう。
なんだ、この矛盾。
ということで何がしたいんだか分からない一貫性の無い施策を政府ってもんは昨日も今日も行っているということです。


一般的に、という言い方になってしまうけど歴史が長い国の政府ほど、国民に期待されていない傾向になるらしい。
イギリスとか、日本とか。
逆に歴史が短い国ほど政府に期待する傾向があると。
アメリカの大統領選とか見てると確かに、と思うところがあるわな。
とりあえず基本的に政府に頼って物事が進展するわけが無いわけで、
宇宙技術の補助金とか、太陽電池補助金とか、そういう「後ろ盾」や「防波堤」だけをやっておけばいいと思う。
インフラがしっかりしていない途上国においては、政府主導で道を作って取引ルールを作ることも必要。
しかしここまで国が綿密にできている状態でお上が大鉈を振るうと、碌なことにならないのは火を見るより明らか。
(小泉さんがやったのは「政府内の」大鉈であって、外に向けてないところがポイント)


ということで新会計制度に建築不況、今更の農業補助金
電機業界に身をおいて税金を納めてるとどうにも納得できないことばかりなんですが、さっさと日本も黒字化してほしいもんです。
正直、うちの会社が赤字化したら社員は一斉に会社やめて転職すると思うんだよね。
いや、オレも日本捨てて転職ならぬ出国することを考えたほうがいいのかなと。
そういう考えの人が多けりゃ国もしっかり黒字化を考えると思うんだけど。
そういう「赤字化のリスク」を金を納める側がしっかりと感じさせないといけないと思うんだよね、有権者・納税者の権利として。