ボードゲーム制作者向けアンケート、やってます。
ゲームマーケット2019秋、お疲れさまでした。
あらかじめ買うものを考えていたはずなのに、意外に買い忘れが多くて頭を抱えています。
hiroさんに会って、本を見させてもらったのに買ってないとか。
なんか見させてもらって買った気になってた。ごめん、hiroさん・・・
さて、ゲムマ秋が終われば恒例の「出展者向けアンケート」です。
昨年までも続けているアンケートですが、今年もお願いします。
昨年までのアンケート結果はこちら。
■ゲームマーケット2018秋、出展者向けアンケート結果:第一弾
(2018年のアンケート結果について)
■ゲームマーケット2018秋、出展者向けアンケート結果:第二弾
(経年での比較結果について)
お前ダレやねん?(自己紹介)
いつもはアンケート結果だけを記事にしていますが、今年アンケート開始のタイミングで記事を書いたのは、「自己紹介」をするためです。
ゲームマーケットの出展者向けアンケートも今年でなんと4回目。
ということはもう4年目、つまり、「なんで制作者向けアンケートを始めたか」という当時の話を知らない人の方が多いということです。
そこで自己紹介を含め、なんでこのアンケートを始めたかという経緯から振り返りたいと思います。
私は「ペンとサイコロ」というサークルでボードゲームを作っている「ろい」と言います。(今まで作ったゲームはこちら)
続きを読むルールのコピーを減らすために、ボードゲームデザイナーとしてできること
ゲームマーケット2019秋の準備も大詰めですが、「ドブルのルールをそのまま流用したゲームがクラウドファンディングを開始した」という話が飛び込んできました。
※プロジェクトの取り下げ申請を行われたということなので、リンクは魚拓です
- 弁理士に相談し、問題ないと言われた
- ルールはドブルそのまま
- イラストはオリジナルで、トランプとしても遊べるようにした
というもの。
ボードゲーム界隈の人はみんなご存知ですが、「ルールに著作権は無い」というのはおっしゃる通りです。
このため、既存のゲームのルールをまるまるコピーしてゲームを出したところで、「法的には」問題ありません。
しかしながら、私自身もライセンス契約を結んだこともありますし、ルール制作者に対して対価を支払う仕組みが世界的に構築されています。
そうしなければゲーム制作のモチベーションが無くなりますし、海外のゲームを日本で発売しようというメーカーも無くなります。
ボードゲーム制作者というのは、音楽やイラストと異なり、「著作権で守られない創作活動」であるわけで、だからこそ自ら動いて権利を主張し続けなければいけない宿命だったりします。
この辺は過去のブログでも散々書いた内容です。