視覚障害とゲーム
ゲーム作りワークショップの最終回に参加しました。
できたゲームは2月4日(土)~12日(日)まで奈良駅周辺で開催される、奈良県障害者芸術祭「HAPPY SPOT NARA」で展示されます。
実際に遊べる形で展示しますので、ぜひ足を運んで下さい。
障害者芸術祭ということで、ゲームも障害のある方に関わるものとなっています。
- 障害があっても楽しめる
- 障害があるからこそ楽しめる
- 障害のある方が作った
視覚障害とゲーム
私もアドバイザーという立場でサポートさせて頂きました。(ゲームの原案は全て主催の「タンポポの家」「ぷろぼの」の方々が作成)
特に障害のある方にも楽しんで頂けるゲームという点では、日々自立支援として障がい者と関わられている経験を生かした意見がたくさんあり、私も色々と勉強になりました。
例えば制作したゲームに「視覚障害者」を意識したゲームが二つあります。
視覚障害の方がゲームをどう楽しむのか、その点を含めて工夫した点を紹介します。
視覚障害と一言で言っても弱視から全盲までの違い、先天的・後天的といった障害歴、また点字を読めるかなど個々人でかなりの違いがあります。
「これが視覚障害」という決めつけではなく、一意見としてご理解頂ければ幸いです。
盤面の把握
こちらは実際に「視覚障害者向け」として制作されたゲーム、「宝石あつめ(仮称)」です。
続きを読む規制緩和ってこういうことだったのか
台湾旅行で「誠品書店」に行きました。
名前の通り書店が始まりですが、今はデパート・セレクトショップと多方面に展開。
日本の百貨店やツタヤも視察に来るなど話題になっています。
「誠品書店」は店舗ごとに大きく造りが違うそうで、一店舗を見て「誠品書店はこんなもの!」とは言えないそうです。
私がお邪魔したのは信義店。今回はこの店舗についての感想とお考えください。
台北市のど真ん中、振り返ると台北一○一の見える好立地です。
「誠品書店」という名前ながら、一階で最初に出迎えるのはテナントの服屋。
地下一階から地上五階までのうち、書店は二階~三階だけでした。
書店部分にもボードゲームやCD、オモチャ、時計など「本でないもの」がたくさん。
カフェの前にはコーヒーなど飲料の本がまとめられていたり、工夫が随所に見られました。
日本で言えば本屋や百貨店と言うより、ロフトや東急ハンズが近い感じ?
元々が書店という意味ではビレッジヴァンガードに近い、というのが妻の意見でした。
本屋が元というだけで、売れるものをどん欲に考えて店舗を拡大するとこうなる実例と感じました。
続きを読む台湾ボードゲーム紀行『盤外. 会食with Slime Yang』
台湾のお話ばかりですが、今回が最終回として、盤外(番外)編。
台湾のゲーム制作会社「大玩創意有限公司製作團隊(BigFun Idea)」のSlime Yangさんと滞在中に会食をする機会がありました。
今回訪問したうちのいくつかの会社は、彼から紹介を頂いた流れになります。
(というか今回事前アポありでお話ししたのはYangさんのみ。他は全部飛び込みです。訳の分からない外国人の相手をして頂いた皆さん、改めて本当にありがとうございました。)
台湾のボードゲームメーカーはいくつかありますが、その中でもBigFunのゲームは、台湾最大の書店グループ「精品書店」にもど~ん、と置かれていました。
こちらは「誠品書店(美麗華店)」。
そしてこちらは「誠品書店信義店」
いずれも新作「調香師」が目立つ所に置かれていました。
ちなみに「BigFun Idea」 となっているのは、ゲーム以外も作られているから。
台湾で発行されているボードゲームの専門誌は私の知る限りこの二紙ですが、このうち「卓遊人」はこのBigFunさんが発行されていて、同席されていたYangさんの奥様が編集をされているそうです。
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